保育士が注目!人気の「チャイルドマインダー」ってどんな資格なの?

保育士が注目!人気の「チャイルドマインダー」ってどんな資格なの?

保育士の資格と同じく人気の資格の一つに「チャイルドマインダー」という資格があります。保育士の資格や幼稚園教諭の免許、さらに看護師の資格を持つ人が、さらなるスキルアップのために取得する資格としても人気です。今回はチャイルドマインダーについてまとめてみました!

チャイルドマインダーって?

赤ちゃん

保育士の資格と同じく人気の資格の一つに「チャイルドマインダー」という資格があります。保育士の資格や幼稚園教諭の免許、さらに看護師の資格を持つ人が、さらなるスキルアップのために取得する資格としても人気です。

では、チャイルドマインダーとはいったいどんな資格なのでしょうか?そして、チャイルドマインダーのお仕事とはいったいどんな内容となっているのでしょうか??

保育士などの保育に関連する資格保有者が、チャイルドマインダーの資格を取得することのメリットや、取得方法について詳しくご紹介していきます。

「チャイルドマインダー」って何!?

幼稚園児

「チャイルドマインダー」というワードを耳にすることがありますか?保育に関する資格、という事は知っているかもしれませんが、いったいどんな資格なのか具体的には知らない方もいるかもしれません。

チャイルドマインダーというのは、家庭的保育、つまり少人数保育の専門資格なんです。チャイルドマインダーの発祥となっているのはイギリスです。イギリスの職業基準資格で、乳幼児0歳~12歳の児童までを教育するための専門職業なんです。

イギリスではなんと100年以上の歴史を持ち、なんと家庭外保育を必要とする71%の家庭が利用しているというほどです。

それでつまり、チャイルドマインダーは家庭的保育のスペシャリストのことを言います。家庭的保育というと、日本でも2010年に児童福祉法によって保育事業として位置づけられました。そして、2015年から実施されている「子ども・子育て支援新制度」では、新たに「地域保育事業」の一つとして「地域型保育給付」の対象にもなりました。

家庭的保育の特徴としては、家庭的な環境の中で、異年齢の子どもたちが一緒に育つ環境が提供されます。そして、少人数の保育となりますので、一人ひとりの個性や発達、興味や関心がどこに向いているのか、などに配慮を払い、個人に対応した保育を行うことができます。

チャイルドマインダーの場合、預かる子どもの数は1施設5名以下、そして1人のチャイルドマインダーに対して0歳児なら2人、1歳児なら3人、2~4歳なら4人まで保育できることとなっています。そのような一人の保育者に対してかなりの少人数体制での保育になりますから、子どもたちは大切にされていることや、個性をしっかりと理解しきめ細やかな対応を受けることができます。

保護者としても、子どものことをしっかりと見てくれることや、きめ細やかな保育を実施してくれること、そして家庭の育児や教育方針に沿って保育を実施してくれる、といった特徴ゆえに、とても安心して保育を任せることができるでしょう。

イギリスでは、1977年に全英チャイルドマインダー協会というものが設立されました。日本では1999年に日本チャイルドマインダー協会が発足しました。

日本チャイルドマインダー協会は、日本で初めて民間によるチャイルドマインダーの育成し、地域のニーズに合った子育てと仕事両立の支援、さらに質の高い保育人材の輩出を目指すことを目指しています。それによって、日本の子どもの健全育成に寄与することが目的です。日本では全国に2万人のチャイルドマインダーがいると言われています。

チャイルドマインダーの資格は、イギリスでは国家資格となっています。しかし、日本では民間資格です。しかし、日本でもこの資格がかなり注目されていて、乳幼児の保育に関する知識や、家庭的保育の専門家としてのスキルアップのために、保育士や幼稚園教諭、さらに看護師などがこの資格取得を目指していることも多いです。

”チャイルドマインダー”と”保育士”の違いって?

違い

家庭的保育のスペシャリストがチャイルドマインダーである、という事ですが、保育士も乳幼児の保育の専門家ですよね・・・。では保育士とチャイルドマインダー、この2つはどう違うのでしょうか?

まず、チャイルドマインダーというのは民間資格ですが、保育士というのは国家資格です。 それで、資格という面で日本では保育士のほうが信頼度が高いかもしれませんが、イギリスではチャイルドマインダーは国家資格であり、世界的に広がっている保育の形です。

それで、保育士さんが少人数保育を学ぶために、このチャイルドマインダーの資格取得を目指すことも多く、実際、保育士さんが取得したいと思う資格のトップ3に入っていたりします。

そして、働き方にも特徴の違いがあります。保育士は保育施設で働くことが多いですよね。つまり集団保育です。

一方で、チャイルドマインダーは家庭的保育の専門家なので、自宅で開業して少人数の子どもたちを保育することや、預かる子どもの家庭に赴く訪問保育を行ったりします。つまり、個別や少人数保育を行うのがチャイルドマインダーなわけです。

ということは、ベビーシッターとほぼ同じなのでは!?と思うかもしれませんが、ベビーシッターは保護者が何か用事があったり事情がある時に、自宅で子どもを保育します。国家資格などは必要がありませんが、「認定ベビーシッター」という「公益社団法人全国保育サービス協会」が認定する資格があります。

ベビーシッターの多くは、ベビーシッターを派遣する会社に登録して仕事をしています。自宅に派遣されることが多いですが、時には保護者の依頼に応じて、ホテルの部屋や別のレジャー施設などに派遣されることもあるようです。それで、チャイルドマインダーとはちょっと違うのです。

チャイルドマインダーとしての働き方いろいろ

幼稚園

チャイルドマインダーの資格を取得すると、働き方の幅が広がります。では、どんな働き化があるのでしょうか??

1つの働き方は施設勤務です。保育園や企業内に設置された託児所で働くこともありますし、病院内の託児所に勤務するという事もあります。このように、託児所とか保育園などで働くことによって、実際に子どもに関わり、子どもを保育するスキルを伸ばすことができます。それで、チャイルドマインダーとしてスタートしたての人は、まず施設勤務を経験するのもよいかもしれません。

ただ、保育所等の施設の場合、求人はやはり”保育士”が多いので、チャイルドマインダーとしての資格だけだと、なかなか求人を見つけるのが大変なこともあります。しかし、民営の託児所とか、無認可の保育所や乳児院などでは保育士資格を問わず募集していることがありますので、チェックしてみてください。

そのような施設での仕事だけで終わらない、というのがチャイルドマインダーの資格の良いところです。なんと、この資格を取得すると自宅での開業が可能になります。

自分で開業してみる!という事は、なかなかない経験かもしれませんが、子どもに携わる仕事を続けていきたいという方にはとても良いでしょう。保育士として保育園に勤めていた方が、チャイルドマインダーの資格を取得し、保育ルームを開業した、というケースも多いのです。

実際、保育園などの大きな施設というのは簡単に開業なんてできません。スペースも必要だし、いろいろな基準をクリアしなくてはいけないのです。

しかし、チャイルドマインダーになれば自宅などを簡単に保育ルームとして利用することができるので、開業するための資金面での負担などもかなり少なく済みます。個人で開業して保育を行うならば、チャイルドマインダー1人に対して、預かることのできる子どもは最大で4人となりますので、最大人数でも自宅で対応できるかもしれません。

さらに、訪問保育というかたちでの仕事もあります。訪問型ですと、一対一で子どもたちを向き合うことができます。このような依頼者の自宅にいき、保育を行う場合、依頼されている仕事内容とか、貴重品などの管理などについては、しっかりと紙面にして話し合っておくことがおすすめです。個人契約ですので、後々にトラブルになりそうなことに関しては、しっかりと依頼者と確認しておきましょう。

このように、チャイルドマインダーとしての働き方には幅があります。それで、自分のライフスタイルに合わせて仕事をしやすいでしょう。どうゆう働き方をするかということは、自分のキャリアプランなどに合わせても選ぶことができますね。

保育士がチャイルドマインダーの資格を取るメリット

メリット

さきほども、保育士が取りたい資格のベスト3にチャイルドマインダーの資格が入ることもあるほど人気、ということをご紹介しましたが、保育士資格を持っている人がチャイルドマインダーの資格を取得するとどんなメリットがあるのでしょうか?

まず、少人数保育について学ぶことができます。家庭的保育のニーズも高まっていることもあり、子どもたちそれぞれの個性を尊重しながら、一人ひとりに対するきめ細やかな保育を実施することを理想としている保育士さんたちも多いでしょう。

団体保育では、そこまで一人ひとりに向き合うという事は難しいものです。しかし、しっかりと一人ひとりの”個”の部分を尊重し、さらに家庭の方針や考え方などにも沿った保育を実施するという点で、保育士の勉強とはまた違った内容を学ぶことができます。

さらに、子どもが急病になったとき、ケガをしたときの対応などについても学ぶことができます。そうゆう、何かあった時にすぐに適切な対処ができるような知識や技術を知ることができるので、よりスキルアップできることは確かでしょう。

そして、独立や開業などの、働き方の選択肢が増えるという事もメリットでしょう。保育士としてだけでなく、チャイルドマインダーとして資格を活かして、自宅で開業したり、訪問型の事業所を作ったりと、自分の理想とする保育サービスの提供が実現するかもしれません。

開業するときにも、保育士という国家資格を持っているという事は、チャイルドマインダーとしても絶対にプラスになるはずです。やっぱり、保護者の信頼感が増します。それで、保育士として経験を積み、さらに家庭的保育のプロ、専門家として、独立を目指すことができるかもしれません。

保育士として働きてきた人の中にも、保育園での保育だけでは少し物足りなさを感じていたという人もいます。働く保護者の中には、勤務時間が延長してしまったりするときに、保育園では時間の延長ができなくて、とても困ってしまうという事もあるでしょう。そんな働く保護者の人のニーズにもっと応えることができないかと、時間に囚われずに保育ができるチャイルドマインダーとしての仕事を始めた、という方もいます。

さらに、やはり子ども一人ひとりと向き合って、その子ならではの個性を尊重した保育を学ぶことによって、「自分のやりたかった本当の保育」というものを見つけた!と感じる保育士さんたちも多いようで、そのような人は、保育士からチャイルドマインダーとして転身するケースも少なくありません。

一人ひとりにしっかりと向き合い、きめ細かい対応ができる、ということは子どもが「自分は大切にされている」と感じることができることでもありますから、そのような保育によりやりがいを感じる人が多いのかもしれませんね。

それで、保育士としては保育所等の施設で働く際の、自分のスキルアップのためにもとても良いですし、独立したり、開業を考えている方にとってはさらに新しい可能性を開くものとなりそうですね。

チャイルドマインダーの資格取得の方法

手順

では、実際にチャイルドマインダーの資格というのはどうやって取得するのでしょうか?

資格取得の流れとしては、まずチャイルドマインダー養成講座を受講します。必要とされるすべての講座を受講して終了証をもらうと、受験資格が得られます。そして、検定試験を受験して合格すると、資格取得ができます。

それで、まずはチャイルドマインダーを養成するための講座を受講する必要があります。この講座を開講している、認定団体はいくつかあります。例えば、「NCMA,Japan」、「ヒューマンアカデミー」、「チャイルドマインダージャパン」などです。

それぞれに、年齢制限やかかる費用が若干違ってきます。そして、通学制のところもあれば、通信制のところもあります。

それで、自分のライフスタイルに合った学び方ができる団体を選ぶとよいでしょう。通学が難しいような、忙しい人や仕事をしている人などは通信制で学ぶとよいかもしれません。

このように、どこにいる人でも資格が取得できます。通信制講座で資格を取った方はおよそ半数以上いて、通学生と変わらない勉強の質が提供されるので安心できます。ただ、通学すれば、講師に直接質問できたり、同じ目標を持つ仲間に出会えたり、実習などからより多くのことを学べたりするので、通学制にも大きなメリットがあると言えます。中には、通学をして同じ講座を受けた人たちで、一緒に事業所を開業したという事もあるようです。

講座では、乳幼児、学齢児童に対する保育の要点や、社会での保育事情、さらに保護者とのコミュニケーションについても学べるようです。そして、先ほども少しご紹介したとおり、健康や安全や、ケガや急病などのもしもの時の対処法なども学べます。さらに面白いのが、開業のためのビジネスに関する講座もあります。

かなり幅の広い知識を得ることができますね。合格率は、70~90%ということなので、かなり高い確率で合格できそうです。

就職に有利なのか??

チャイルドマインダーの資格取得に迷っている方の中には、この資格を持つと就職に有利になるか??という事も気になるところかもしれません。

就職に有利になるかというと、そうとは言い難いかもしれませんね。”保育士”というのは国家資格であるのに対し、”チャイルドマインダー”は民間資格です。それで、ただ単に就職に有利になるために、チャイルドマインダーの資格だけを取得する、というのであれば、まずは保育士を目指してみてもいいかもしれません。

しかし、自分で理想とする保育を実施したいとか、家庭的保育に携わりたいというような、明確なプランを持っている人にとっては、とても良い資格となると思います。保育士資格を持っている人で、スキルアップを目指したいとか、いずれは独立を考えているという人にお良いでしょう。

それで、自分がこれからどんな保育に携わりたいのか?チャイルドマインダーの資格を取得したら何をしたいのか?という事がハッキリとしている人には、仕事をするうえで有利になると思います。

保育の需要が大きくて、まだまだ保育を必要としている子どもや保護者がいることや、それぞれの立場にあった多様なニーズに合わせた保育が必要とされていることを考えると、チャイルドマインダーはこれからも必要とされる存在だと言えるのではないでしょうか。

保護者にとって、子どもたちにとって、もっときめ細やかな対応ができる保育を目指しているという保育士さんも、今よりもっとやりがいを感じる仕事のために一度資格取得を考えてみるのはいかがでしょうか?

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