【ベビーシッターの仕事】保育士との違いや給料・待遇・資格も解説!

【ベビーシッターの仕事】保育士との違いや給料・待遇・資格も解説!

子どもを預かり世話をするという仕事といえば「保育士」や「幼稚園教諭」が一番にイメージされると思いますが、「ベビーシッター」とはどんなお仕事なんでしょうか?今回は、ベビーシッターのお仕事内容について、さらにお給料事情についてもご紹介していきます。

ベビーシッターの仕事を知りたい!

ベビーシッター

子どもを預かり世話をするという仕事といえば「保育士」や「幼稚園教諭」が一番にイメージされると思いますが、「ベビーシッター」とはどんなお仕事なんでしょうか?

イギリスではベビーシッターの国家資格もあるようなのですが、日本ではどうしたらなれるのでしょうか?そして、ベビーシッターと保育士の仕事の違いって??

今回は、ベビーシッターのお仕事内容について、さらにお給料事情についてもご紹介していきます。

ベビーシッターって何?

ベビーシッターと子ども

みなさんは、「ベビーシッター」というとどんなイメージがありますか?個人のお宅に雇われて、赤ちゃんや幼児のお世話をする、といった感じでしょうか?欧米などでは、多くの家で「ベビーシッター」を雇っているというイメージがありますが、日本ではどんな活躍の場があるのでしょうか?

ベビーシッターとは何かというと、個人のお宅や、民間が運営している託児所やその他の場所で子どもの保育や世話をする人のことです。”ベビー”とついている名前ですが、赤ちゃんだけを対象としているのではありません。

ベビーシッターがお世話をする対象となるのは、6ヶ月?12歳までと幅広い年齢層です。それで、「ベビー&キッズシッター」と言われることもあります。

ベビーシッターとして働いている人の中には、個人事業として活躍している人もいますし、民間のベビールーム、託児所などで正社員として活躍している人もいます。さらに、ベビーシッターの派遣会社などに登録して、そこで派遣、パート、アルバイトとしてお仕事をしている方もいます。

ベビーシッターの主な仕事は、保護者に代わって子どものお世話をすることです。何らかの事情により、保護者が面倒を見れないときに、子どもたちと遊んだり、食事などの面倒をみたり、お勉強を見てあげたりといった、いろいろな代役をこなします。中には、保育園に通っている子どもの送迎を行って、それから家で面倒を見るということもあります。

ベビーシッターの仕事内容

ベビーシッターさん

ベビーシッターの仕事内容は、依頼内容や保育する子どもの年齢によって違ってきます。それで、臨機応変に対応できるスキルが求められます。

例えば、保護者が出産直後だったり、病気がちだったりする場合、子どもたちのお世話をすると同時に、家事を行うといったこともあります。子どもたちに食事をさせ、遊んだり、お昼寝をさせたりしながら、食事作りや掃除といったことも行ったりするのです。

それで、ベビーシッターは保育士のような仕事と、家事代行の仕事を同時にこなさなくてはいけない、といったケースがあるわけです。

他にも、教育という面でピアノをを教えたり、語学を教えるといった家庭教師のような仕事をすることもあります。それで、そのような特技や専門知識といったものがあると、優秀なベビーシッターとして活躍しやすくなります。

病気がちの子どもだったり、病気から回復してからまだ日が浅く家で待機している子どもたちの保育を行うことを病児保育といいますが、そのさいにもベビーシッターが活躍しています。学校などに行けない子どもたちを在宅で保育したり、面倒を見るわけです。

障害児保育を専門にしている方もいて、障害を持つ子どもを専門的に保育している方もいます。そのような方はとくに、専門的な知識が必要であったりしますので、保育士としてまたは看護師としての資格を持つ方が多く活躍しています。

ベビーシッターになるには資格がいるの?

資格

ベビーシッターって資格が必要なんでしょうか?

じつは、ベビーシッターになるためには公的な資格を取る必要はないんです。それで、資格がなくてもなれる、というのが簡単な答えです。

でも、この仕事は子どもたちの命を預かり、世話するといった責任のある仕事です。資格がなくてもなれるとはいっても、保育や子育ての知識や経験がない方が仕事を始めるのは簡単なことではありません。経験がない人でも活躍することができますが、子どもを預かり、保育するということに関して知識や経験があるほうが有利なことは確かでしょう。

そして、公的資格はなくても、民間資格があります。例えば、全国保育サービス協会では、在宅保育、個別保育のプロとして「認定ベビーシッター」という資格を付与する資格認定制度を実施しています。

取得方法は2つあり、1つは全国保育サービス協会が実施している研修会に参加して、認定試験を受ける方法です。もう1つが「認定ベビーシッター資格取得指定校」に指定されている学校にて、保育士資格取得の科目に加えて、「在宅保育」という科目を受講し単位を取ると、卒業と同時に「認定ベビーシッター」としての資格がもらえます。

他にも、「一般財団法人日本能力開発推進協会」でも、「ベビーシッター資格」を付与していて、履修内容としては、子育てに関する基礎知識から、家族とのコミュニケーション、障害児保育に必要な知識などが含まれています。

「一般財団法人日本医療教育財団」でも、「ベビーシッター技能認定」があり施設や個人宅での子育て支援を行うベビーシッターに必要な知識や技能レベルを評価し、認定しています。その試験内容としては、子育て環境と支援、食事と栄養、小児保健、人間関係などが取り上げられます。

このように、民間資格がありますので、その資格認定を行っている団体が実施している研修会や講座を受けたり、学校で資格を取得すれば、赤ちゃんや幼児のお世話、ケガや病気についての知識を学ぶことができるでしょう。通信講座などもありますので、自分のライフスタイルにあった方法で、ベビーシッターとしての必要な知識やスキルを学ぶこともできるでしょう。

さらに、保育士としての資格を持つ人や、看護師として活躍していた人なども、ベビーシッターとして働いています。そのような専門知識や経験があるなら、安心して子どもを預かり保育することができますね。

保育士とベビーシッターの違いって??

笑顔の子ども

子どもを預かり保育する、という意味では、保育士もベビーシッターも似ているように感じますよね。では、どんな違いがあるのでしょうか?

まず1つ目の目の違いは、先程も取り上げた資格の有無でしょう。

ベビーシッターの資格というのは、民間資格であり、国家資格ではないので、それがないとなれません、というものではありません。何も資格や経験がなくても”ベビーシッター”と名乗ることは可能なわけです。

一方で、保育士資格というのは国家資格ですね。保育士として活躍するためには、保育士養成学校を卒業するか、もしくは保育士国家試験を合格する必要があります。

さらに、働く場所という点でも違いがあります。

保育士は基本的に保育施設で働きますよね。保育園や事業所内保育所、児童養護施設などです。一方で、ベビーシッターはいろいろな場所で活躍しています。

個人の自宅に訪問して保育することもありますし、依頼者の外出先にて保育をすることもあります。さらにはイベント会場や企業などの託児ルームなどで働くこともありますが、基本的には依頼者個人の家に行って、そこで子どもの世話を行います。個人で開業しているベビーシッターの中には、自分の家で子どもを預かっていることもあります。

そして、働き方にも違いがあります。保育士さんたちは、保育園などの施設と契約して正社員として、または契約社員として働くことが多いですよね。

ベビーシッターは多くが派遣だったりします。ベビーシッター派遣会社に登録をして、そこから依頼者のもとに派遣されるという形です。他にも、託児所や施設に就職することもあります。そして、個人事業として開業している方もいます。

預かる子どもの人数にも大きな違いがあります。

保育所で働く保育士さんたちは、集団保育をおこなっています。つまり、1人の保育士が複数の子どもを対象をして保育を実施します。

ベビーシッターの場合は、個人保育となります。1人、または2人の子どもを保育するので、子どもたちとはより密接に関わる事ができる仕事と言えますね。

しかし、保育士としての仕事は継続的な保育となりますので、毎日園児たちと関わり、その成長を見守る事ができます。しかし、継続的に同じ家でベビーシッターとして雇われることを除くと、派遣される依頼者が変わるので、じっくり関係を気づいてその成長を見守ることができない、ということもあります。

人間関係においては、ベビーシッターも保育士も、子どもたちとその保護者との信頼関係を築く必要があるのは同じでしょう。とはいえ、施設で働く保育士は上司や同僚とチームとして働く必要があります。その点で、ベビーシッターは基本1人で働きます。それで、上司や同僚といった職場の人間関係でのストレスは少ないというメリットもあるようです。

ベビーシッターに求められるもの

ベビーシッターと子ども

ベビーシッターには資格は必要がありません。しかし、保育士や幼稚園教諭、看護師などの経験や資格がある人だと有利だということがわかります。もちろん、ベビーシッターの民間資格を取得している人も有利といえます。

そして、子育て経験がある人だとより有利でしょう。赤ちゃんから小学生まで、幅広い年齢の子どもたちを預かり、面倒を見ることになります。子どもたちはさまざまな個性を持ちますし、依頼者によって行う仕事内容が変わってきます。それに対応できる知識、スキル、経験が必要ということです。

個別保育というサービスを提供する仕事となりますので、依頼者のニーズに合わせた保育を実施し、依頼者をいかに満足させることができるか?ということがベビーシッターに求められることです。依頼者の意図を汲みつつ、求められていることを確実に果たすうえで、こちらの判断力が必要になることがあります。とはいえ、自分勝手に行動することは避けます。

それで、子どもの世話や家事などの経験のある人や、保育に関する専門的な知識があったり、家庭教師としても活躍できるような方なら活躍する場が広がるでしょう。

そして、タバコを吸わないということも大事なポイントです。さらに、ペットを飼育している、していないでも依頼がかわってくるようです。

ペットアレルギーのある子どもや依頼者の家であれば、ペットを飼育しているベビーシッターはお断りされることもありますし、逆にペットの面倒も見てほしいという方であれば、ペットを飼育して扱いに慣れているベビーシッターに依頼することもあるようですね。

そして、やはり何よりも子どもが好きということは大前提で求められていることだといえるでしょう。保護者の代わりに子どもを保育士、必要なお世話をするわけですが、子どもの個性はさまざまですし、求めれれることが依頼者によって違うのです。

それで、子どもに対して愛情がなければ、なかなかできない仕事です。注意深い観察力と責任感、臨機応変に対応する力が必要といえるでしょう。

ベビーシッターのお給料事情

給料

個人の家に行って個人保育を実施したり、開業したり、保育ルームなどで働くなど、さまざまな場所で働く機会があるベビーシッターですが、お給料はどのくらいなのでしょうか?

まず、ベビーシッターの多くは派遣社員、またはパートやアルバイトとして働いている方が多いです。派遣社員として働くためには、派遣会社に登録して、その会社のスタッフとして依頼を受けて仕事をします。

それで時給制となりますが、時給はだいたい1000?1400円くらいです。もちろん、その仕事内容や条件によって、さらに派遣会社によって変わってきますが、保育士や看護師、あるいは育児経験がある人だと時給がアップすることも多いようです。加えて、夜間だったり家事代行、障害児保育といったサービスを行う場合には時給が上がることもあるようです。

ただこの場合、依頼があれば仕事ができるということなので、自分に依頼が入ってこないとお給料はないので安定した収入が得られないということもあるようです。とはいえ、家庭と仕事を両立させたいと考えていて、空いた時間にだけ働きたいという方にとっては、働きやすい上に時給も悪くない仕事といえます。

託児ルームなどの施設などで正社員として働く場合は、月給が16万円?20万円くらいが相場のようです。新米保育士さんが保育施設で働く場合と同じくらいですね。

もし、個人開業する場合は、お給料はそれぞれによって変わりますよね。派遣会社に登録して働くよりも、1件の依頼に対して報酬が大きくなるでしょう。

とはいえ、十分な依頼を受けることができるようになるまでが大変だそうです。ベビーシッターというと1時間2000円くらいで依頼することができることが多いですよね。もちろん、依頼内容や対象となる年齢、時間によって変わりますけど、その報酬から経費などを全部引いて収入が決まります。個人で開業するとなると、ベビーシッターとしてのスキル、評判などがかなり収入に差を生むでしょう。

チャイルドマインダーと保育ママとの違いは?

ベビーシッター

ちなみに、ベビーシッターと同じようなものとして、「チャイルドマインダー」とか「保育ママ」ってありますよね?何が違うの??って思う方もいるかもしれません。

チャイルドマインダーというのは、イギリスが発祥となっている民間資格の一つで、家庭的保育のスペシャリストのことを指しています。保育の対象年齢は0?12歳となっていて、家庭の育児や子育て、教育方針に沿った保育を行います。

1?4名までの子どもを預かる少人数保育で、子どもそれぞれの個性に合わせた対応をすることができるのが特徴です。ベビーシッターとの違いは、ベビーシッターは不特定多数の子どもたちを対象としますが、チャイルドマインダーの場合、特定の子どもを保育します。

そして、家庭的保育といえば「保育ママ」という言葉もよく聞かれますよね。保育ママというのは、保育園などに入れない子どもたちを預かってくれる福祉員のことです。

保育ママ制度は、2010年の児童福祉法改正に伴って「家庭的保育事業」として定められた制度のことで、「保育ママ」という資格があるわけではないんです。

これは、保護者が仕事をしている、病気やケガをしているなどの、何らかの理由によって子どもの面倒を見られない場合に、自治体によって定められた条件を満たす人が、3歳までの子どもを2?3人までを預かり面倒を見ることができる制度となっています。それで、各自治体によって制度が多少ちがったり、この制度自体がない場合もあります。

ベビーシッターとの違いは、預かる子どもの対象年齢が違うということもそうですが、ベビーシッターは依頼者の家に出向いて保育しますが、保育ママは自宅で乳児を預かって保育するという違いがあります。

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