保育でやりたい!お絵かきの技法とそのやり方!

保育でやりたい!お絵かきの技法とそのやり方!

今回は、子どもたちのその時、その瞬間に持っている感性やのびのびとした想像力を存分に発揮できるような、そして子どもたちにとっても、絵でイメージを表現することがもっと楽しくなるような、お絵かきの技法というものをご紹介していきたいと思います♪

保育園でやろうお絵かきの種類!

お絵かき

子どもたちが持つ想像力、感性というものは、大人には出せない世界観を作りますよね。だからこそ、子どもたちが描いた絵や、作る作品というのは大人の心を圧倒することがあるほどです。

そして、きっとみなさんも大人になった時、自分が子どものころに書いていた絵を見て懐かしく思い出した経験があることでしょう。子どものころに描く絵というのは、その時、その瞬間にしか出せない表情をもっています。

それで、親や保護者からしてもその一つ一つが宝物になるし、子どもにとっても大人になってから自分の絵を見て、懐かしさをかみしめたり、のびのびと過ごしたときを思い出すことができるでしょう。

保育園や幼稚園でも、子どもたちと一緒に絵を描くことがよくあります。子どもたちが飽きずに、そしてもっともっと「楽しい!」とワクワクするようなお絵かきができたらいいですよね。

そこで今回は、子どもたちのその時、その瞬間に持っている感性やのびのびとした想像力を存分に発揮できるような、そして子どもたちにとっても、絵でイメージを表現することがもっと楽しくなるような、お絵かきの技法というものをご紹介していきたいと思います♪

お絵かきの効果

お絵かき

子どもたちはお絵かきが好きですよね。お絵かきというのは、指先を使う練習にもなり、脳に良い刺激を与えます。そして集中力を養うこともできます。

1,2歳の子どもたちも紙にぐちゃぐちゃと線を描いたりしますけど、このぐちゃぐちゃに見える絵を描くことが、自分の指先を繊細に動かし、手の動きをコントールする方法を学ぶ練習になっていて、そうゆう絵をいっぱい描いた子どもは、文字を書くのもスムーズに習得することができるようになる、と言われています。

さらに、お絵かきというのは子どもたちが自分の気持ちや、イメージを絵という形で表現することができる機会であり、想像力と発想力を育てることになります。子どもたちはたくさん学習していて、たくさんインプットしていますけど、絵を描くというのはアウトプットの一つとして、言葉としては表現しきれない想いを表現する一つの方法にもなります。それで、絵を描くことは自分自身の内面と向き合い、自己表現することと言えるそうです。

そして、絵を描くという作業では、人間の五感全て、つまり視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚のすべての感覚を使います。なぜなら、書きたいと思う対象を自分の中でとらえ、それをイメージすることから始まるからです。

さらに、自分が見ているものを立体的に頭の中でとらえることになるので、図形を立体的にイメージする練習にもなるようで、いずれ勉強する算数の図形問題を解くときにも有利になるそうです。

という事で、子どもたちにとってお絵かきというのは、脳を刺激して指先を上手に使う練習になるだけでなく、心にも良い影響があり、そして発想力、想像力を発揮する機会となるのですね。

それで、子どもたちには自由に、そして楽しくお絵かきができる環境を整えてあげたいと思いますよね。

普通に、紙を用意して子どもたちが自由に描けるようにして置く、というのもいいですが、たまにはいつもとは違った技法での表現方法も教えてあげたいと思います。いつもとは違った技法を使って絵を描くという事で、子どもたちは楽しみながら、そして新鮮な気持ちで、さらに想像力を膨らませ、自分の中のイメージを表現することができるでしょう。

お絵かきの技法というとちょっと難しく聞こえますが、子どもたちの年齢に合わせたお絵かき方法の工夫だと思ってください。今回は得に、子どもたちが楽しめる技法のうち8つをご紹介していきたいと思います。

まるで魔法みたい♪はじき絵(初級)

はじき絵

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まずは、小さい子どもでも楽しめる技法のひとつ、はじき絵をご紹介します。

はじき絵というのは、画用紙にクレヨンで絵を描き、そのあとに水彩絵の具で着色すると、クレヨンで描いた絵が浮かび上がるようにして出る、という技法です。なので、クレヨンで絵を描けるようになった子どもたちなら、誰でも挑戦できます。

クレヨンが絵の具をはじく、という特性を生かした技法なので、クレヨンでしっかりと下絵を書いておくと上手に浮かび上がります。

用意するものは、画用紙、クレヨン、絵の具(水で薄める)です。

やり方ですが、まず子どもたちに画用紙に好きなように絵を描いてもらいます。そうしたら、今度は絵の具をを水に溶かし、それを絵の上から塗っていきます。

絵の具は薄めに水で溶かすとキレイにできます。

クレヨンの上から絵の具を塗っているのに、クレヨンの絵が消えないという事が、ちょっと新鮮で面白いです。

子どもたちの年齢によっては、絵の具を使うときにこちらで用意した色だけでなく、自分で配色しながら色を塗っていく、という事もチャレンジしてもらうとよいでしょう。自分で絵の具を混ぜて色を作る、という事もとても良い脳の刺激になると思いますし、楽しいですよね。

乳児であれば、クレヨンで自由に絵を描いてもらった後に、大人が絵の具で着色してもいいと思います。

クレヨンですが、いろいろな色で絵を描いてもいいですし、白で書けば、絵の具を塗った時に絵が浮かび上がってくる面白さを体験できます。

それで、子どもたちが自分で描いて楽しむほかに、大人がこれを使って手品みたいに問題を出すこともできます。前もって白い画用紙に、白いクレヨンで絵を描いておき、少しづつ絵の具を塗っていって、何の絵が描いてあるのか当ててもらう遊びです。

まだ、このはじき絵を見たことのない子どもたちは、手品みたいととっても喜んでびっくりしてくれます。

そして、それを見せてから、今度は子どもたちに自分でも挑戦してもらうのもいいですよね♪

どんな形になる!?吹き絵(初級)

吹き絵

tomoni.epark.jp

できあがりが芸術的になるし、最後までどんな絵になるのかわからない、そんなユニークさがあるお絵かき技法が、吹き絵です。これも小さい子どもでもできる技法です。

用意するものは、絵の具(水で薄める)とストロー、画用紙です。

やり方ですが、まずは好きな色の絵の具を水で薄めます。色を混ぜて作ったりしながらやってもいいです。

絵の具をポタポタと画用紙に垂らしていきます。すきなところに、まずはポタっといくつか落としてみましょう。もし必要だったらスポイトなどを使うとやりやすいです。

そうしたら、ストローでその絵の具を吹いてみましょう。そうすると、絵の具が伸びていろいろな形を作り出します。木の枝のように伸びて、思わぬ動きをするのが面白いです。

そして、また好きな色を好きなところにポタポタと落として、ストローで拭いてみましょう。

吹きかける強さをちょっと変えるだけで、動きや形が変わります。子どもたちに、「そっと吹いてごらん」とか、「強く吹いてごらん」と、吹き方で絵の具の伸び方が変わることに気づいてもらうとよいと思います。

そして、近くにいろいろな色を落とせば、吹いたときにそれぞれの絵の具の色が混ざる面白さも体験できると思います。

いろいろな方向から吹いてみたり、ストローを使わずに直接吹いてみたりもできます。もし子どもたちの様子を見て、吹くのが難しそうであれば、絵の具の水の量をちょっと増やしてみるとよいでしょう。

ただ、ずっと吹いていると疲れるし、頭が痛くなるので子どもたちの様子を見ながら一緒にやってみるとよいと思います。

開いてびっくり♪デコルコマニー(初級)

デカルコマニー

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デコルコマニーというのは、画用紙の半面に絵の具をつけて、その紙を半分に折って、絵の具をもう一方の面に転写させる技法のことです。

開いたときに、どんな絵になっているかが楽しみだったり、思っていたのとは違った形になっていて面白かったり、絵の具がいろいろと混ざっていたりと、想像力がとても膨らむ技法です。

用意するのは、画用紙と絵の具(原液か、少し水をまぜてもOK)だけ。

やり方も簡単です。

まず画用紙を半分に折ります。そして、画用紙の片面だけに絵の具を好きなようにつけます。

そうしたら、画用紙を半分に折りたたみ、反対側にも絵の具が移るようにします。画用紙を開いてみると・・・、どんな絵ができているかお楽しみです!

絵の具を薄めてしまうと、半分に折りたたんでも色が移らないので、原液か、またはほんの少量水を混ぜた濃いめの絵の具を使います。

絵の具のチューブからつけたり、指を使ってつけることもできます。絵の具が乾かないうちに紙を折って色を移しましょう。

開く前に、「どんな絵になっているかな!?」と想像しながら楽しんでください。

できあがった作品に、クレヨンなどで絵を書き足して動物にしてみたり、乗り物にしてみたりしても楽しいですよ。

可愛い形で野菜嫌いも克服!?野菜スタンプ(初級)

野菜スタンプ

macaro-ni.jp

子どもたちはスタンプも大好きですよね!でも、おんなじスタンプだと飽きてしまいます。そこで、みんなで野菜スタンプを作ってみましょう。年齢の低い子どもでも、ペタペタとするだけなので、簡単に楽しく遊べます。

これは食育にもつながり、さらには野菜の断面図の形というものを意識する機会にもなって、子どもたちの想像力を膨らませることにもなります。楽しく遊びながら、野菜の勉強、そして芸術の勉強もできちゃうんだから、ぜひ子どもたちにやってもらいたい技法のひとつですね。

では用意するものです。

断面を切った野菜いろいろ、絵の具(水に濃いめに溶かす)、画用紙です。

お野菜は、いろいろな形のものを用意しておくとよいと思います。いろいろなお野菜の断面図の形を見てもらいたいからです。

野菜は切れ端などでOKです。いつも切り落として捨てている部分をちょっと厚く切って置けばいいので、無駄もほとんどありません。

ただ、断面はできるだけ平らに切ってください。平らに切っておかないと、一部がかすれてしまったり、色が上手に出ないことになってしまいます。

菜っ葉類の根っこの部分の切れ端なんかは、バラのようなスタンプになるし、レンコンは大人気のスタンプになります。オクラも面白い形になって、それぞれを使って絵を描くこともできます。

野菜に絵の具をまんべんなくつけて、好きなように画用紙にスタンプしていきます。絵の具は薄めではなく、濃いめにするとキレイにスタンプができます。

同じ野菜でも、断面によって大きさや形が若干違っておもしろいし、野菜スタンプをした後に、絵を書き足したりして車を作ってみたり、子どもたちが想像力を存分に発揮できると思います。

そして、いろいろな色で試してみるとキレイです。野菜の種類が少なくても絵の具の色を変えると、それだけですごく楽しい絵が出来上がります。

野菜嫌いの子どもたちも、この野菜スタンプをすると、今まで以上に野菜に興味をもったり、愛着を感じることができるようです。野菜のかわいらしさや、ユニークさ、そして楽しさを感じることができれば、野菜を好きになってくれるかもしれませんね。

虹を描いちゃおう♪スポンジ絵の具(中級)

スポンジ絵の具

morishita07.blog107.fc2.com

ここからは、ちょっと大人の援助が必要だったり、さらには器用さが必要になる中級編となります。しかし、子どもたちがワクワクできる技法です。

スポンジ絵の具は、スポンジに絵の具をつけてスライドさせる技法です。これで、なんと虹が簡単に描けちゃいます。

用意するものは、スポンジと、絵の具(濃いめに水で溶かす)、そして画用紙です。

作り方ですが、スポンジのふわふわの方に絵の具を塗ります。絵の具は2色以上塗りましょう。

スポンジをスライドさせます。もし絵の具を横並びに塗ったなら、横にスライドさせてください。縦に塗ったなら縦にスライドです。

そうすると、なんと簡単に虹のような絵が描けます!絵の具の塗り幅を変えたり、色の組み合わせによって、いろいろな虹を作ることができます。

水色一色をつけてスライドさせても川ができますし、茶色一色でスライドさせれば土場ができます。

そして、絵の具のいろんな色をつけて、スライドさせてみることによって色の混ざり方とか、変化を楽しむこともできるでしょう。

上手に色を塗るためには、スポンジをスライドさせるときに手のひらでスポンジを包むようにして、ちょっと上から軽く押すようにするとよいでしょう。

画用紙にクレヨンなどで前もって空の絵を描いておいて、そこにスポンジ絵の具で好きな色の虹をかけることもできますね。

不思議な世界にハマっちゃう!マーブリング絵の具(中級)

マーブリング

chiik.jp

大人もハマる人続出な、マーブリング絵の具を使った遊びは、お絵かきに飽きちゃったこともも夢中になれる室内遊びとなります。

マーブリングというのは、水面に水よりも軽い絵の具を垂らして、いろいろな模様を浮かび上がらせて、それを紙に写し取るものです。

水の上に絵の具が広がって、不思議な形ができていくのを見るのは子どもたちにとっても不思議であり新鮮なもので、キレイで幻想的な形や色に子どもたちも夢中になります。

用意するものは、マーブリング用の絵の具と、マーブリング用の水溶液と、画用紙、竹串、トレイ、新聞紙です。

やり方ですが、まずマーブリング用の水溶液を水に入れ混ぜます(水溶液:水=1:1)。その中に、マーブリング用の絵の具を垂らします。

何色か違った色を垂らしたら、竹串でゆっくりと水面をなぞり模様を描き出します。ここでコツはゆっくり描くことです。そうしないとキレイな模様が出ません。

模様ができたら、画用紙を空気が入らないように注意しながら浮かべます。しっかりと浸したら、画用紙を引き上げて新聞紙の上で乾かして完成です。

まるでマジック♪スクラッチ(上級)

スクラッチ

fingerpaint.jp

スクラッチは、紙を削ることによって絵を描くという手法で、少し集中力や根気の必要な技法なので上級編です。でも、すごく面白い技法で子どもたちも新しい世界観を楽しむことができると思います。

用意するものは、画用紙、クレパス(クレヨンでも可)、アクリル絵の具(クレヨンでも可)、そして竹串やつまようじや割りばしなどの絵を削るための棒です。

やり方ですが、まず白色画用紙に黒以外のカラフルな色のクレパス(またはクレヨン)をよく塗り込みます。画用紙に何本かランダムに線を描いて、その中を別々の色で塗りつぶすとよいでしょう。

その上から黒のアクリル絵の具(またはクレヨン)を全体に塗って、真黒にしてしまいます。この塗りつぶす作業に根気や集中力が必要です。

ここからがお楽しみ!割りばしや竹串、つまようじなどを使ってひっかきながら絵を描いてみましょう。

そうすると、虹色の絵が描けちゃいます!色を塗る作業がちょっと大変だけど、その後の楽しさを味わえば、ワクワクして子どもたちも夢中になる技法です。

高度な絵が完成!版画(上級)

版画

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版画は、ちょっと工程がたくさんある技法ですけど、それだけ手の込んだ作品を作ることができて、子どもたちもやりがいのある方法だと思います。

版画で用意するものは、画用紙2枚と、紙(コピー用紙など)と、鉛筆、はさみ、のり、ローラー、絵の具(水に溶かす)です。

方法ですが、まず画用紙に好きな形(丸や四角やお花や車)を書いて、それを切り取ります。その切ったものを紙(コピー用紙など)にのりで張り付けていきます。車やお花などの形にしてみましょう。

そうしたら、ローラーを使って形を張った紙に絵の部を付けましょう。その紙の上にもう一枚の新しい画用紙を乗せて、その上をこすります。

そうすると、画用紙に版画絵が出来上がります!絵の具を塗ったら乾かないうちに画用紙を重ねてくださいね♪

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