保育士の転職とハローワーク【メリットとデメリット】

保育士の転職とハローワーク【メリットとデメリット】

転職の方法はたくさんありますが、多くの方がまず思い浮かべるのはハローワークを利用する方法ではないでしょうか?今回は保育士がハローワークを利用するメリットやデメリットを紹介しながら、その必要性について考えてみましょう。

保育士の転職にハローワークは必須なのか

保育園・幼稚園

「今働いている保育園の同僚が気に入らない」

「保育園の方針に疑問を持っている」

「待遇が思ったより良くない」

など、さまざまな理由で転職を検討している保育士さんは少なくありません。

今の保育園に不満を持っているのなら、転職という道を考えるのも一つの手です。

保育士という仕事は子どもたちの成長を近くで見守ることができ、大変ながらも非常にやりがいのある人気の職種でもあります。できるなら、保育士を辞めるのでなく、保育士として違う職場で働きたいと思うのは当然のことです。

転職の方法はたくさんありますが、多くの方がまず思い浮かべるのはハローワークを利用する方法です。保育士に限らず、職探しはハローワークで行うというイメージがあります。

保育士として転職する際に、ハローワークは必須なのでしょうか。

ハローワークのメリットやデメリットを紹介しながら、その必要性について考えてみましょう。

そもそもハローワークってなに?

ハローワークとは簡単に言うと、求職手続き、雇用保険手続きなどのサービスを行ってくれる行政機関です。

正式名称は「公共職業安定所」で、それを略して「職安」などとも呼ばれます。ハローワークは厚生労働省が設置しており、社会全体での雇用確保を目的としています。就職活動中などに離職機関が長くなる場合には、失業手当を受けることができます。状況に応じて利用する価値が存分にあります。

受けられるサービスを細かく説明すると、

求職手続き(求職の申し込み、職業相談、紹介など)

雇用保険手続き(失業等給付、就職促進給付、教育訓練給付、雇用継続有夫など)

その他のサービス(就職や職種に関する情報の提供、資格や経験、職業訓練コースの案内など)

といった内容になります。

サービスは無料で提供されるので、安心して利用することができます。

ハローワークを利用するメリット

保育士

ハローワークで転職先を探すメリットは、大きく挙げると、

失業保険の給付が受けられる

全国のほとんどの場所にある

応募資格がゆるい

地方の求人に強い

パソコンやスマホが必要ない

という点です。

失業保険の給付は、ハローワークで仕事を探す大きなメリットと言えます。

ただし、条件によっては失業保険が受けられない場合もあります。例えば、新卒入社後、一年未満で仕事を辞めると失業保険は給付されません。自分の都合で退職した場合、保険加入期間が一年以上必要となり、その期間が一年未満だと残念ながら失業保険は支給されません。

ですから、失業保険を受給したいのであれば、一年以上勤務することをおすすめします。仮に10カ月で職場を辞めたいと思っている場合、あと2か月我慢して頑張れば、失業保険の受給資格を満たせます。その場合は90日間の失業手当を受けることができます。

退職後に次の仕事が見つかっていない場合、無収入となり、生活も厳しくなるかもしれません。そうした中、失業手当があると非常に助かります。そのお金を失業中の生活費や転職活動資金に充てることができます。

次に挙げることのできるハローワークのメリットは、「全国のほとんどの場所にある」という点です。

ハローワークは国の行政機関ですので、すべての国民が平等にサービスを受けられるように、さまざまな場所に置かれています。

すべての都市にある、ということはできませんが、各都道府県にいくつかずつ置かれています。特に地方の場合、他の転職サービスが充実してないこともあるので、ハローワークで仕事を探すことが多い傾向にあります。

ハローワークの3つ目のメリットは、「応募資格がゆるい」という点です。

一概にすべての募集において言えるわけではありませんが、ハローワークの求人は応募資格がそんなに厳しくありません。

応募する側にとっては、それはとても助かる話です。過去に問題を起こした人でも、応募できる求人が多くあります。

ハローワークで転職先を探す、4つ目のメリットは、「地方の求人に強い」という点です。

先述したように、ハローワークは全国各地に設置されており、特に地方の職探しにおいて力を発揮します。おそらく地方に行けば行くほど、コミュニティーがしっかりしていて、充実したサービスを受けることができるでしょう。

他の転職サービスが充実していない地方に住んでいる場合、ハローワークで仕事を探すのはとてもいい選択です。

最後に、ハローワークを利用するメリットとして、「パソコンやスマホが必要ない」という点を挙げることができます。

最近ではインターネットを利用して仕事を探すこともできますが、自宅にパソコンやスマホがない人はそれができません。

また、パソコンやスマホを持ってはいても、機械の操作に慣れていなければ、インターネットを使って職を探すのは一苦労かもしれません。

そういう方たちでも、ハローワークに行けば、担当者を通じて仕事を紹介してもらえます。

高齢者やコンピューターに詳しくない人はハローワークで転職先を探すほうがいいかもしれません。

ハローワークを利用するデメリット

幼稚園の子供達

ハローワークを利用する良い点について紹介してきました。

次にハローワークで転職先を探す際のデメリットをまとめてみましょう。デメリットを大きく挙げると、

ハローワークにない求人が多い

専門の担当者が付くわけではない

気軽に相談できない

といった点があります。細かく見てみましょう。

まずは、「ハローワークにない求人が多い」という点です。

ひと昔前までは、仕事探しと言えばハローワークでした。現在でもそのイメージしかない人もいるでしょう。

しかし、ハローワークだけが求人のすべてではありません。特に有効求人数は膨大にある都心部では、ハローワークにない求人がたくさんあります。地方では力を発揮するハローワークでの求人ですが、都市部に行けば行くほど力が弱くなります。

都市部では、ハローワークよりもインターネットで仕事を探すことのほうが一般的になっています。良い求人もネットにたくさんあることが多いです。

ハローワークで転職先を探すデメリットの2つ目は、「専門の担当者が付くわけではない」という点があります。

ハローワークの担当者はあくまでも総合的な就職や転職の知識しか持っていません。保育士として転職したい場合でも、専門的な相談をしたり、アドバイスを受けられるわけではありません。ハローワークでは幅広い職種の募集を扱っているので、保育士に特化した詳しい情報が得られる可能性は低いです。

最後に、ハローワークで仕事を探すデメリットとして、「気軽に相談できない」とい点があります。

2つ目のメリットとも関連していますが、担当者が保育の専門家ではないので、気軽になんでも相談できるわけではありません。

また、家の近くにハローワークがない場合、何度も訪れて気軽に相談するということは難しいかもしれません。

その場合、時間も移動費も多くかかってしまい、効率的な転職活動が行なうことができません。

担当者によってあたりはずれがあるのも事実です。親身になって相談に乗ってくれ仕事を紹介してくれる人もいれば、そうでない人もいます。

ハローワークを利用した人の中には、「担当者の対応に失望してしまった」という意見も見られます。

仕事を探すだけでも骨の折れる活動なのに、しっかりと対応してもらえないとやる気を失ってしまいます。

ハローワーク以外の選択肢を考えてみる

選択肢

ハローワークで保育士として転職先を探す際のメリットとデメリットをいくつか紹介してきました。

良い点、悪い点を比較しながら、自分に合っていると思うなら、ハローワークで仕事を探すのは良い選択です。

特に、ハローワークのネットワークが強くて、ほかの転職サービスが充実していない地方で仕事を探すのであれば、ハローワークを活用するメリットは大きいです。

しかし、都市部に住んでいたり、求人が多いエリアでは、ハローワークだけで職を探すのは難しいかもしれません。ハローワークに求人を出してない保育園もたくさん存在します。

その場合はハローワーク以外の選択肢も考える必要があります。

最近ではインターネットで登録できる転職エージェント会社や、保育士専門の求人サイトを利用して、転職先を探す人が増えています。

転職エージェント会社・保育士専門求人サイトとは?

転職エージェント会社とは、保育士を採用したいと思っている保育園と、保育士として転職したい人を仲介してくれる会社のことです。

保育士専門の求人サイトは、保育の仕事に絞って求人を紹介しているサイトのことです。保育関係以外の求人はほぼありません。

求人サイトには、他にも様々な職種の求人を募集しているサイトもありますが、専門の求人サイトのほうが専門職の求人は多いです。

また、基本的に保育関係の仕事しか載せていないので、検索もしやすく、多くの情報が得られやすいというメリットがあります。

さらに、そうしたサイトの中には、セミナーや説明会などを実施してくれてところもあるので、ハローワークだけでは得られない有力な転職情報を得られる場合もあります。

転職エージェントや保育士専門求人サイトに登録すると、専門の担当者が付いてくれます。

保育の仕事についてよく知っている担当者と相談ができるというのは、とても心強いものです。

保育士が転職するにあたって重要な、履歴書の書き方、面接の応対の仕方など、細かな点まで、転職をサポートしてもらうことができます。

インターネットで求人を探すときのデメリットを上げるとすれば、ハローワークよりも、応募の条件が厳しくなる、という点があります。

保育士専門の求人サイトになるので、それなりに給与や待遇が恵まれている求人が多く、競争率が高いのは仕方のないことです。応募の資格や条件が厳しくなるのも致し方ありません。

良い転職エージェント会社・保育士専門求人サイトの選び方

転職する

保育士の転職エージェント保育士専門の求人サイトと言っても、たくさんのサイトが存在します。どのように自分に合ったサイトを見つければよいのでしょうか。

良いサイトを選ぶ時に抑えておきたいいくつかのポイントを紹介しましょう。

①有効求人数の多いサイト

②保育士専門のサイト

③利用者の満足度が高いサイト

④定期イベントを開催しているサイト

以上の4点です。ひとつずつ解説していきます。

①有効求人数の多いサイト

求人が多い

転職サイトで一番重要とも言えるのが、求人の数です。求人数が少ないと、自分に合った求人情報を見つけにくくなります。

有効求人の数が多ければ多いほど、その中から自分に合った求人を選ぶことができます。

求人の数が多いということは、その転職サイトがそれだけ保育施設とのネットワークが取れているという証拠になります。これはそのサイトを運営する会社の信頼にもつながります。

保育士は全国的に見て、現在人手不足な業種です。転職先によって待遇が大きく変わることもあります。

求人数が多ければ多いほど、好待遇な求人との出会いは多くなります。転職サイトを選ぶ時にはまず求人数をチェックしましょう。

当然ですが、どんなに優良な転職サイトだとしても、通勤可能な範囲の求人を載せていなければ転職することができません。

転職サイトごとにカバーしている地域は異なるので、そのサイトが自分の通勤可能な範囲に対応しているかどうか確認しましょう。

②保育士専門のサイト

保育園と幼稚園

インターネット上にある転職サイトは大きく分類すると、総合型と専門型に分かれます。

総合型の転職サイトはたくさんの職種をひとまとめにして求人を載せています。専門型は保育士、看護師など職種を絞って求人を載せています。

保育士で転職を考えているのであれば、専門型の転職サイトのほうがおすすめです。総合型のサイトにも保育士の求人があるかもしれませんが専門型よりは少ないです。

また、保育士として転職するための大切な情報を得ることができます。保育士専門のカウンセラーが付いている場合、専門的な知識を得ることもできます。

カウンセラーが保育士専門の方であれば、経験や知識も豊富なので、的確なアドバイスや提案を頂けることが多いです。

保育士専門のサイトは、訪れる人のほとんどが保育士としての転職希望者か、これから保育士を目指す人に限定されます。

口コミも保育士の経験に基づくものが多くなるので、サイト全体の信頼率が上がります。

保育士に人気でよく利用されている、保育士専門の転職サイトを選べば間違いないでしょう。

保育士専門の転職サイトの中には、専門のキャリアコンサルタントが付いているサイトもあります。

その場合、こちらが希望する求人をコンサルタントに伝えると、希望にあった転職先を紹介してくれる場合もあります。

自分の条件に見合った転職先を効率的に探すことができるので、保育士専門のサイトを利用したほうが転職に有利です。

③利用者の満足度が高いサイト

実際にその転職サイトを使って転職した人の、満足度もチェックしましょう。

転職について相談ができたり、転職がスムーズにいくサイトはそれだけ評判が良いものです。

もちろん、顧客満足度を公開していない転職サイトもあります。しかし、だからと言って良くないサイトということはできません。

あくまで、良いサイトを選ぶポイントの一つとしてチェックしてみてください。

保育士の転職サイトだけでもたくさんの数があるので、自分に一番合ったサイトを探すというのはなかなか難しいことです。

もし、一つのサイトに絞り込めない場合は、複数の転職サイトに登録するというのも一つの手です。

基本的に転職サイトは無料で登録することができます。

Aの転職サイトにはなかったのに、Bの転職サイトには気になる情報があった、ということもあり得るでしょう。

どの転職サイトを選べばいいか迷うようなら、自分の地域に対応している転職サイトをいくつかピックアップして、それぞれに登録してみましょう。

あまり多く登録してしまうと、どこの転職サイトの情報だったかわからなくなったり、連絡を取ったりやりとりが煩わしくなる可能性もあるので、自分が対応できる数だけ登録しましょう。

実際に利用しながら、自分に一番合ったサイトを見つけることができるでしょう。

④定期イベントを開催しているサイト

転職フェア・転職イベント

転職サイトの運営会社が、転職希望者のためのイベントを開催している場合があります。

そういうサイトは、地域とのコミュニティーも幅広いので信頼して利用することができます。

すべての転職サイトでイベントを行っているわけではありませんが、有名サイトでは年に一度など定期イベントを開催しています。

一度転職サイトのイベントに参加すれば、どのような会社なのか、どのような点に力を入れているのか知ることができます。

基本的にこのようなイベントは無料なので、気軽に参加してみましょう

イベントでは、サイトに関する説明や、転職のための良い情報を聞くことができるかもしれません。

来場者プレゼントを行っている場合もあるので、都合が合うならぜひ参加してみてください。

まとめ

ハローワークのメリット、デメリットを紹介してきました。

もし地方で転職先を探していて、他の転職サポートがなさそうなら、ハローワークを利用してもいいかもしれません。

しかし、最近ではインターネットの転職エージェントや保育士専門求人サイトもあるので、ハローワークが転職に必須とは言えなくなってきています。

保育士に特化したサイトに登録すれば、保育関連の求人を検索しやすいですし、専門の担当者に転職をサポートしてもらうこともできます。

いずれにしても、本気で転職を考えているのであれば、たくさんのアンテナを張って情報をキャッチする必要があります。

ハローワークでも、転職エージェントでも、保育士専門求人サイトでも自分が主体になって、積極的に道を切り開いていくしかありません。

自分に合った機関を活用して、自分にぴったりの転職先を探しましょう。

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今回は、おすすめの保育士さん向け求人サイトをご紹介したいと思います。また、転職の際にチェックしておく点もお伝えしたいと思います。これから転職を考えている方は参考にしてみてください。

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