保育士や幼稚園教論向け!保護者対応でやってはいけないこと

保育士や幼稚園教論向け!保護者対応でやってはいけないこと

保育士さんの中には、保護者対応に追われて苦労しすぎてその結果、保育士として自分が向いていないのではないかと考えてしまう人もいるみたいですね。今回は保護者対応についてやってはいけないことについて考えてみたいと思います!

保護者対応で気をつけたいこと!

子供と親

多くの保育士さんは、子供が好きで子供に関わる仕事がしたいと思って保育士という職業を選んだと思います。しかし、保育園で働いてみるとただ単に子供と関わっているだけでいいというわけではないということに気付くかもしれません。

例えば、保育日誌を書いたり、行事の準備、保護者対応などです。

この中でも特に大変なのは保護者対応かもしれません。子供に接することには慣れていても、大人と関わるのは苦手だなと感じている保育士さんも多いかと思います。保育士さんの中には、保護者対応に追われて苦労しすぎてその結果、保育士として自分が向いていないのではないかと考えてしまう人もいるようです。

しかし、保護者対応という業務も経験や訓練を重ねることで上手になっていくと思います。

今回は、どのように保護者対応に慣れることが出来るのか、また保護者対応する上でやってはいけない事などを書いていきたいと思います。

まずは、保護者がどのような気持ちでいるのか考えてみましょう。

保護者が保育士に求めていることとは?

なく子ども

保護者が保育士に求めている事をよく考えるならば、保護者対応も随分楽になると思います。

保育園に子供を預けようとする保護者が調べることの上位に入ってくるのが、その保育園にどのような特色があるか、どんな保育士がいるのかということです。

では、どのような保育士を求めているのでしょうか?

まずは「保育士が子育ての専門家である」こと。保育士なんだから、専門家であるのは当たり前だと思われる方も多いでしょう。その通りなのですが、保育士が子育てのプロとしてしっかり自覚しているかという点を保護者は見ています。

大切な我が子を預けるのですから、子育てに対して相談できることとか子供を上手に育ててくれるとか、そうしたことを保育士に対して期待しています。

ですから、保育士はそうした点をプロとして叶えていく必要があります。

次の点は「保育士が子供を愛して大事にしてくれる」ことです。

この点も、多くの保育士の方が当たり前だと思うかもしれません。しかし、当たり前のことだからこそ忙しい時や、仕事に慣れた頃に忘れがちになってしまうかもしれません。

子供を愛し大切にするということは、経験に関わらず誰でもできることです。どんなに未熟で経験がない保育士だったとしても何にしても一所懸命で、愛情を持って接してくれる保育士に子供は懐きますし好きになります。そうなると、保護者もそうした保育士に信頼を置き、良い関係を作れることでしょう。

次の点は、「保護者への受け止めができるかどうか」という点です。

保護者への受け止めとはなんでしょうか?それは、保護者の気持ちや要望が何かを、話を聞いたり様子を見たりして理解を示すということです。

保護者は、子供が保育士に懐いて良い関係を築いてくれていると安心します。それに合わせてこの保護者への受け止めがあるとさらに保護者は信頼し、好きになってくれることでしょう。

これには専門知識はいりません。自分には子供を育てたことがないから…とか、自分はまだ保育士として経験が浅いから…ということではなく、人として保護者へどのように気遣いや優しさを示せるか考えながら接することです。

例えばどのようにできるでしょうか?

「食が細いこと、心配ですね。一緒に頑張っていきましょうね。お母さんは毎日忙しいでしょうに、ちゃんとご飯を作っておられるので、それで十分だと思います。保育園でも、体を使って遊ぶことによって、だんだんと食欲がわいてくることと思います。私も保育園での昼食の時にできる限り隣りに座って苦手な野菜を食べれるように励ましていきますね。お母さんは十分頑張っておられますから、まずはお子さんと一緒に食卓につくこと、そしてお母さん自身が美味しい、って言って食べてみてくださいね。」

このように保護者の不安や心配を受け止めながら、保育士として改善すべき点や気になることを伝えると、保護者も客観的に問題をみることができるので、悩みの解決に繋がるかもしれません。

保育園における保育士の役割はどのようなものでしょうか?

保育園における保育士の役割と保護者に対してしてはいけないこと10箇条

泣く子どもと保育士

保育士の仕事は保護者との良好な関係性を保っていくことが難しいこともあるかもしれません。でも、こうした保護者対応や保護者支援というのは保育士の役割として定められていることです。

では、保育士として保護者に対してしてはいけないこと10箇条をみていきましょう。

1、保育園で子供を預かっている時に怪我をしたのにも関わらず、そのことをきちんと伝えない、謝らない、謝ったところで笑顔で謝るなどの対応をする。見ていなかった、怪我の手当てをしなかった、そしてその後の対策もきちんと行っていない。

こうした保育園に自分の子供を預けたいとは思いませんね。保護者の身になって考えてみましょう。怪我をしたのならば、まずは状況説明と時には謝罪も必要となってきますし、それに応じた対処も考えるといいでしょう。

2、柔軟性にかけ「決まりなので」とか、「うちの園ではずっとこうしていますので」とか「園長がそのように言っていますから」としか言わない。

柔軟性がないと保護者の信頼を全く勝ち得ることはできません。保育には「これ」といった答えはありませんから、柔軟に子供たちや保護者に対応することが求められます。

3、常に不機嫌で、挨拶も笑顔もない。話しかけづらい雰囲気

誰でも笑顔で、ハキハキとした受け答えができる人に話しかけたいと思うものですね。保育士が笑顔もなく不機嫌だと保護者が近づきたくても近づけなくなり、それは保育現場にとってはマイナスになります。ですから、どんなに忙しくても笑顔で接することを心がけましょう。

4、子供や親に対して「こんなこともできないのか、しないのか」という目で見たり、態度をとったりする。

このように心の中で思っていると自ずと態度にも表われ、保護者に伝わります。そうした態度を取らないためにも、まずはそうした目で見ないことが大切です。

5、働く親の状況や家庭の状況を見ないで要求ばかりする。

6、お迎えに来た親の子供には優しく接するのに、他の子供にはきつい態度をとる。

7、どんなことに関しても「大丈夫ですよ」とか「気にしすぎですよ」というばかりで保護者の悩みに寄り添おうとしない、向き合おうとしない。

8、保育士同士の井戸端会議が多い、友達関係のような口調で話す。

9、社会人としてあまりふさわしくない髪型やファッション、化粧、言葉遣い、仕事態度を取る。

あまりにも砕けた装いや話し方の保育士にうちの子を預けて大丈夫かしら?と思ってしまう保護者の方もおられるかもしれませんので、個性を出すことも必要ですが、ほどほどにしましょう。

10、苦情や心配事を伝える保護者への苦手意識をおもむろに出す。

保護者対応が苦手、保護者との関係があまり上手くいっていないという方は、こうした点を意識して努力していくなら保護者との関係も少しずつ良くなっていくと思います。

次に考えるべき点は、保護者との「距離」です。どのような点に注意できるでしょうか?

保護者との距離について

怒る子ども

保護者と子供についての情報を共有したり、問題に対処するためには保護者と仲良くなる必要がありますね。しかし、保護者と保育士との距離というのはあまりにも近づき過ぎても、遠過ぎてもいけません。どのような距離がいいのでしょうか?保育士が仕事上やってはいけないことをまとめてみます。

1、保護者の話を否定ばかりする。

誰でも、意見を否定ばかりされると嫌になります。それは保護者も同じです。保護者が何か意見を言う時に、その言葉を遮って自分の意見を言うのではなく、まずは保護者の話を聞いてあげてください。それも、ただ聞くだけでなく、相槌をうちながら目を見ながら聞くなら、相手は本当に聞いてくれていると思うものです。ここでやってはいけないのは、相手の話を全否定する事です。

例えば、自分の子供が他の子供からからかわれているのではないか?という悩みに対して、保育士が見たところそんな様子はなかったにしても、すぐに否定して「そんなことはない」とか「考えすぎでは?」と言ってしまうなら、保護者はそれ以上話したいと思わなくなりますし、この保育士は信用ができないと思われてしまいます。

ですから、そうした保護者からの意見やクレームなどは、コミュニケーションや関係改善のチャンスと思って受け止めてください。

2、個人情報を漏らす。

当たり前だ!と思われる方も多いでしょう。しかし、保護者の中には上手に聞き出そうとする人もいます。自分では直接聞きたい情報を聞き出せないために保育士に聞く人がいるので注意してください。

少しでも情報を漏らしてしまうと、保護者との信頼関係は崩れてしまいます。

3、個人的な連絡先を交換したり、個人的な接触をする。

保育士の仕事は特殊で、仕事とプライベートを切り離す必要があります。例えば、自分のプライベートな連絡先を教えてしまったり、保護者からのご飯の誘いなどを受けた時にもしっかりと線引きをする必要があります。

個人的な保護者との繋がりはあとあと問題になることも多く、ある程度の距離感というのが本当に大切となってきます。

このように、保護者との対応においてやってはいけないことや距離感を保つことについて学びました。しかし、こうしたことを念頭においてもやはり保護者との関係が難しいと感じる人はどうしらいいのでしょうか?さらに考えていきましょう。

保護者を自分の保育の戦力と考える!

泣く子ども

どうしても、保護者から悩み相談や特に苦情を伝えられると構えてしまいますね。それは保護者の言い方にもよりますね。最近では「モンスターペアレンツ」という言葉があるほど言い方が厳しい保護者の方もいますし、SNSが流行っていてすぐに他の保護者にも拡散されてしまうので対応には本当に気を使うと思います。

しかし、こうした味方に変化を加えて、保護者を自分の戦力と考えることができます。どのようにでしょうか?

保護者にはさまざまなタイプの方がいると思います。例えば、一見気難しそうな人、気分屋の人、いつもニコニコしている人など様々です。それぞれに合わせた対応というのは本当に大変なものだと思いますし、良い関係性を保ち続けるのが難しい人もいます。しかし、そうした難しい人たちでも子供を通してならば良い関係を築きやすくなります。自分の子供が保育士のことを好きで、保育士も自分の子供を大切にしてくれていることがわかると、どんな保護者であっても、保育士に好意や信頼を抱いてくれるものです。

ですから、保育が上手くいかなくて悩んでいる時には、それを隠すのではなく、その子の為に悩んでいるとか、このようにしていきたいなどと包み欠かさずに保護者に伝えてみるのもいいかもしれませんね。また、こうした点で協力してほしいとかお願いしてみることもできると思います。そうすると、保護者も「この保育士は本気で自分の子供のことを考えてくれる」と思って、保護者も保育士のことを戦友のように見てくれるようになるでしょう。

保育に悩んでいることといえば、例えば「友達の輪になかなか入れない子供」、「自分の気持ちを言えない子」「運動や何かのことに対して、できないからやりたくないという子」「好き嫌いの激しい子」「他の子の邪魔をしたり、他の子の物をとったりする子」など、問題児と思えるような子に関して保護者と共に問題に取り組む必要があります。

保育士がそうした子達に対して、ただ単に「問題児」として片付けてしまうのではなく、今もまた将来もこの子が苦労しないようになんとかしてあげたいという子供に対する愛が保護者に伝われば、保護者も同じように子供に接してくれることでしょう。子供の周りにいる大人たちがそうした愛情を持って子供を見ることができるならば、必ず良い方向に向かっていくことと思います。

例えば、自分の気持ちがなかなか言うことができない子供は、保育園や自分の家で子供自身が自分でやること、その子供が意見を少しでも言ってくれた時にはそれを尊重してあげる、褒めるなどを保育園でも自宅でも行なってみる。

他の子の邪魔をしたり他の子の物を取ったりする子は、自分に注意を向けてほしい気持ちの表れだったりと愛情不足が原因となっていることも考えられますから、自宅でも保育園でも出来るだけその子に注意を向けてあげて出来るだけスキンシップをとって愛情を向けてあげようと保護者と保育士が同じ視点で話し合うことで、子供は少しずつですが変わってくると思います。

目に見えて変わってくる時に、保護者と保育士は共に喜びあえます。そうすると、最初は気の合わない関係が良くなかった保護者とも、子育てするうえで仲間になり戦友になることでしょう。

次に、保護者を理解者と考えることも必要です。

保護者と保育士と悩みを共に考え、共に解決に向けて毎日のように話しあってだんだんとそれが楽しくなっていくなら、保護者との関係もうまくいっていると言っていいでしょう。

保護者もなかなか心から子育てに対する悩みを話せないと言う方も多いと思います。例えば、核家族なのでなかなか時間がとれない、子育てに父親が非協力的な家庭などでは小さな悩みでも聞いてほしいと思うものです。

保育士も同じで、保育について悩んでいてもなかなか他の人には話せない、周りに分かってもらえる人がいないなどの悩みを抱える保育士さんも多いと思います。そんな時に、一緒に話したり喜んだり、泣いたり褒めてくれたりするのは保護者の方だったりします。

また、保育士として園長や主任などとぶつかり合うということもあることでしょう。そんな時も、支えてくれて慰めてくれ、味方になってくれるのも保護者です。保護者からの支持がある意見には園長や主任を動かしてくれることも多々あります。特に保育園利用歴が長い保護者によっては、園長や主任と意見がかみ合ってないなどを察して自分から動いてくれようとする、そうしたありがたい保護者の方もいます。

ある保護者は交渉術があり、保育士よりもよく園長と話し合う方も多いです。そうすると例えば運動会や出し物の件で意見がまとまらなくて、困っていた時にも次の職員会議では意見がスルスルとまとまり、上手くいったということもあります。あとでよくよく聞いて見ると保護者の方と園長と話し合って意見をまとめていたなんて事例もあります。

ですから、このように保護者は自分にとって保育の一番の理解者であり、一番の味方となってくれる存在です。

このように考えていくならば、少しとっつきにくい保護者や、苦手な保護者に関しても見方が変わるのではないでしょうか?

まとめ

保護者と子ども

保護者対応というのは、新人の保育士でなくともいつでも悩むことが多いと思います。

しかし、ここで紹介したように保護者にしてはいけないこと10箇条を守り、ある程度の距離感を持つことが大切であることが分かりましたね。また、保護者は敵ではなく戦友、味方にもなり得ることも分かりましたので、良いコミュニケーションを取りつつ保護者との良い関係を築けるように願っています!

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