保育士さんが教える子どもを寝かしつけるポイント!

保育士さんが教える子どもを寝かしつけるポイント!

子供が寝ないというのは子供にとっても不快でしょうし、寝かしつけようとしている大人にとってもストレスですね。今回は子供を寝かしつけるポイントを紹介したいと思います。寝かしつけるのに困っている親の皆さんや保育士の皆さんの助けになれば嬉しいです。

保育士さんが教える子どもを寝かしつけるポイント!

子ども寝る

子供が寝ないというのは子供にとっても不快でしょうし、寝かしつけようとしている大人にとってもストレスですね。

なぜ寝ないのでしょうか?

様々な理由があると思います。オムツが濡れてる、お腹が空いている、熱がある、ただ単に寝たくない…など様々な理由があると思います。そうした時にはどのように対応できるでしょうか??

よく聞くのは「早く寝なさい」と怒る、または「寝ないと怖いことがあるよ〜」と脅してみる、または子供自身が自然に寝付くまで待ってみる、疲れさせて寝させるために散歩に連れて行ったりしてみる、赤ちゃんならば車に乗せて寝かしつける、などだと思います。

しかし、こうした方法は子供が寝ないということへの根本的な解決とはなりません。結局、試行錯誤しているうちに、子供は大きくなっていき、いつの間にか自分で寝付けるようになり、こうした問題がなくなるということが多いです。でも、結局これでは子供が寝付けない理由が何なのか、その解決方法も分からないまま時が解決していったというだけでは困ってしまいますね。

ですから、今回は子供を寝かしつけるポイントを4つ紹介したいと思います。

寝かしつけるのに困っている親の皆さんや保育士の皆さんの助けになれば嬉しいです。

規則正しい生活習慣

子ども寝る

まず必要なのは「規則正しい生活習慣」です!

当たり前だと思うかもしれません。大人でもそうですが、規則正しい生活習慣がないとスッキリした睡眠の習慣を保つのも難しくなると思います。しかし、それを知っていても行なうのはなかなか難しいことだと思います。

まずは、子供を朝に同じ時間に起こさなくてはいけません。たとえ前の晩になかなか寝付いてくれなくて遅くまで起きていたとしても、同じ時間に起こす必要があります。

理想は6時起床が望ましいです。しかし、これは親自身も辛いので、あくまでも理想として考えておいて下さい。ここで無理をしてしまって、親自身が疲れてしまうなら元も子もありませんから。6時半でも7時でもいいので、大切なのは同じ時間に起きるという事です。

次に朝ごはんです。親にとってパンの方が準備も楽ですが、できれば朝はお米を食べさせてあげて下さい。なぜかというと、お米の方がしっかりとお腹にたまります。そうなると子供はお腹が空くことなく、しっかりと元気よく遊ぶことができます。そして、午前中そうやってしっかり遊んだ子供はお昼にはお腹が空き、お昼ご飯もしっかりと食べることができます。その後は、お昼寝をしっかり取って午後からも元気に遊ぶでしょう。

また、朝起きたら朝日を浴びさせてあげるということも大切と言えます。太陽の光をしっかり浴びせてあげることで、体内に夜に睡眠を誘発するホルモンである「メラトニン」が分泌されます。このメラトニンは14時間から16時間すると体内時計からの指令により分泌されて眠気を感じるようになるようです。ですから、朝日を浴びることが寝つきが良くなる為の一つの鍵となりますね。

このようによく食べること、そしてよく日中に動く子供はしっかりと夜に寝つく子になります。

また先ほどのメラトニン、明るいところにいると分泌されません。ですから、早めに暗い部屋に寝かせにいったり、寝る前はスマートフォンやテレビやゲームを見させるのではなく、すぐにお布団に入らせてください。そうしないと、せっかく寝そうになっていた子供の目が覚めてしまうことでしょう。ですから、お風呂に入ったらそのまま寝かしつける必要があります。

就寝時間も毎日決まった時間にする必要もあります。できれば20時には就寝できるようにするのが理想です。

規則正しい就活習慣を身につけるには、親の方にかなりの覚悟が必要です。親自身の生活習慣も変えなくてはいけないですし、親の強い意志も必要だからです。まずは、一週間試してみて、うまくいけばまた一週間、そしてまた一週間と伸ばしていってみてください。1ヶ月もすると正しい生活習慣が身についてきます。

こうした努力をしてでも、規則正しい生活習慣を身につけるには大きなメリットがあります。それは「規則正しい生活習慣が身についている子供は、情緒が安定して意欲に満ちて、集中力がある」そうです。

脱力

寝る子ども

規則正しい生活習慣以外に寝かすことのポイントは「脱力」です。

脱力ってなんでしょうか??どうやって脱力するの?と思われる方も多いと思います。

例えば、大人であってもなかなか眠れないという時があるのではないでしょうか?そうした時には、肩の周りや目の周りに力が入りすぎてしまって、眠れないということだそうです。

子供も同じで体に力が入りすぎると眠れなくなります。眠いのになかなか寝れなくてグズっている子は、力が抜けずに苦しくて泣いていることが多いようです。

そのように子供でも、寝ようとして頑張りすぎて力が入りすぎて眠れないという子、そしてもう一つの原因はもともと脱力がうまくできずに眠れない子もいます。また、寝つきやすい体で生まれた子と、寝付きにくい体で生まれた子がいます。親の責任ではないのですが、そりが強い赤ちゃんがいます。抱いてあげた時や、仰向けに寝かせた時に反り返ってしまう赤ちゃんが多いです。こうした体の子供は、腹筋と背筋のバランスが良くなく、背筋が優位になってしまっているので歩行を始めてから大人になっても反り腰になってしまい、大人になってからも腰痛で悩まされることが多いです。

そのように、寝たくてもなかなか寝付けない子供の力をゆっくり抜かせてあげてください。

どのようにできるでしょうか?

やり方は様々ですが、子供が大の字で寝ている時に体を触って、正しい寝方にしてあげて覚えてもらうことができます。寝つけない子供の体がそのように正しい寝方になれば、きっとスッと寝れるようになるでしょう。

また、体全体に力が入っていて、体が反ってしまっている場合は、金魚運動というものをして補助してあげます。金魚運動というのはその名の通り金魚のように体をくねらせて矯正を行なっていくものです。

金魚運動の方法としては、平らな床の上に仰向けになり、手足を投げ出しリラックスします。そして首の後ろで両手を組みます。胸をはって、両ひじと頭は床にしっかりつけてください。足の親指どうしをピッタリつけて、足先は立ててください。アキレス腱をのばします。そして、体を「く」の字になるように左右にくねらせて下さい。これを一回に2分、1日3回ほど行なうといいでしょう。でも、無理はよくありません。最初はゆっくり行なってください。子供が嫌がるようなら、無理せずに行なってくださいね。

また、優しく胸の上に手をおいて、トントンと体を軽く叩いてあげて振動を与えることもできます。

他にもマッサージという方法もあります。マッサージはリラックスすることができるので、高ぶった神経を抑え、スッと眠りにつき、眠ったら深い眠りまで導いてくれる効果があります。

ツボ押しをする大人のマッサージとは違い、ツボの周りを優しく撫でるという方法を用います。

例えば、耳や耳の周りにはリラックス効果を高めるツボが集中しています。ですから、耳たぶをモミモミしてあげて、耳の後ろにある骨が出っ張っている下から1cmから1.5cmほどのところにあるツボをさすってあげると子供はウトウトし始めます。

また、おでこと眉毛も効果があります。おでこは髪の毛の生え際から円を描くようにマッサージしてあげてください。眉毛は眉毛の生え方に沿ってそっと撫でてあげます。この方法は、目のあたりを優しく触ることで自然と目を閉じるので眠くなります。そして、信頼している保育士やお母さんの香りや、触られているという安心感も眠気をそそっていきます。

マッサージに慣れていない子は最初は嫌がることもあるかもしれません。そうした時には無理に行なうのではなく、手の平から行なうと良いでしょう。手をつなぐことは慣れていますから抵抗はないはずです。

言葉が分かるくらいの年代になると、優しく話しかけて力を抜かせることもできるでしょう。例えば「肩に力が入ってるね〜。ちょっと抜いてみようね〜。リラックス〜。気持ちいいね〜。」と声をかけて、力を抜く感覚を覚えてもらえるといいですね。

こうしたやり方以外にも、その子に合わせた方法が色々あると思います。まずは、力の抜けた感覚を知ってもらい覚えてもらうことです。脱力を覚えてもらえると、そりの強さも緩和されて寝つけなかった子も眠れるようになるでしょう。

切り替え

寝ている子ども

次に考えるべきことは「切り替え」です。

大人もそうですが、なかなか寝つけない場合は諦めて好きな音楽を聞いたり本を読んだりして気持ちを切り替えることが、意外と寝つけるようになることもあります。

子供も同じです。気持ちを上手に切り替えさせてあげる事が出来るなら「早く寝なさい!」とか声を張り上げて怒ることを避けられます。

どのように気持ちを切り替えてあげることができるでしょうか?例えば、2歳位のイヤイヤ期の子には逆のことを言ってあげると効果があります。なかなか寝付かない時には、一度お布団から出して、布団から少し離れたところで「遊んでていいよ」「寝なくていいよ」「みんなは寝るからね」とわざと「いや」と言うように仕掛けると子供のほうから「嫌だ!寝る!」と言って自分で布団に入るように切り替えてあげることができます。このように切り替えてあげると、子供自ら寝るようになります。

他にも、布団の中でふざけていたり、歌を歌ってなかなか寝ない子供たちに対しても空気を変えることが必要です。何も言わずに電気をパッとつけて「もう寝るよ」と威厳のある声で一言いうと、今までふざけていたことを忘れさせることができ、そうするとスッと寝ることができます。

このように、少し切り替えてあげるだけで寝る子は多いです。どのように切り替えてあげることができるか、その子に合った方法を見つけ出してあげてください。そのためには色々試してあげてくださいね。

関係性

寝ている子ども

第4のポイントは「関係性」です。関係性とはなんでしょうか?それは、子供と親、子供と保育士との互いの関係性作りです。

寝ない子をどのように寝かしつけれるか悩むと思いますが、その時にどのようにこの子を寝させてあげれるのかと真剣に考えることこそが、まずは良い関係性を築く第一歩になります。眠れない理由というのは子供それぞれ違いますので、この子はどんな理由で寝付けれないのか、力の抜き方はどうか、切り替えの仕方はどうしたらうまくいくのか、考えながらしていくことが大切です。

子供を瞬時に寝させることのできる人がいます。その人をよく観察していると、一人一人の呼吸や空気をすぐに感じ取ることができる人のようです。一つの方法で失敗しても、じゃあ次の方法を試してみようと様々な方法を試してその子に一番合った方法を考えられる人が寝かしつけがうまいようです。

ですから、経験のない保育士や始めて子育てする人は、その子に合わせた寝かしつけ方を模索しながら、時には失敗しながら、一番良い方法を見つけ出していかなければなりません。

また、同じ子供だったとしても、その日の気分や雰囲気で違う子もいます。この前はこの方法で寝てくれたのに、今日は全然ダメといったこともあるでしょう。例えば子供の気持ちを切り替えるために、電気をつけて話しかけてまた暗くするという方法がうまくいった時もあれば、別の日には電気がついた途端に、興味が違うところに移り途端に遊び出してしまったということもあると思います。ですから、その日その日にあった方法を次々と考えなければいけません。

その子供またその日にあった方法を色々試してやっと寝てくれた時、良い方法やその子にあった方法がだんだんと分かってくるようになります。この子はこういう時はこういった方法だとか、この子はこうした雰囲気の中で寝るのが好きだからこうしてあげようとかが分かってくると、寝かしつけはどんどん楽になってくるでしょう。

こうした関係性を作ると、子供もそして寝かせる側にとってもストレス軽減となりますね。

このように今回は、子供を寝かしつけるのに大切な4つのポイントを書いてみました。

他にも寝つかせるのには他にも注意するべき点があります。最後にその点を書いていきたいと思います。

注意するべきこと!

寝ている子ども

子供を寝かせるというのは大変なことです。特に、小さい赤ちゃんの時には楽だったのに、1歳から2歳くらいになると、自分の表現もするようになりますので、これまた苦労が多いと思います。

ですから、中にはなかなか寝てくれない〜とストレスを抱え込んでしまうお母さんや保育士さんもいると思います。

しかし、こうしたイライラや早く寝てほしいという焦った気持ちというのは子供にも伝わってしまいます。そうすると、ますます子供は寝なくなり、自分にもストレスがさらに溜まってしまうという悪循環に陥ってしまいます。

そのため、寝かしつける側の心得としては、なかなか難しいかもしれませんが、気長に「寝るまで付き合おう」とか「寝なくても仕方がないか」とか余裕のある気持ちを持つことが重要です。

お母さん、保育士さん自身も忙しい生活を送っていますから、こうした余裕のある心をなかなか持ちにくいかもしれませんが、そうした時には、先輩ママや先輩保育士さんに相談に乗ってもらうことで少し気持ちの余裕が生まれるかもしれませんね。

他にも、注意すべき点というよりは頭の片隅に入れていてほしいことの一つには、こうした寝かしつけの時間というのは親と子の、また保育士と子供の密接な時間を過ごす時とみてほしいということです。

寝る前のそのひと時というのは1日のなかでも子供が一番リラックスできる時です。その時間をどれだけ安心させてあげることができるか、それが親と保育士の腕の見せ所でもあります。

さきほどの2つ目のポイントでも少し取り上げましたが、できるならばそばにいて話しかけながら背中やお腹を優しくトントンしてあげるならどんなに安心するでしょう。そうしたスキンシップというのは、子供の安心感と共に信頼をもかち得ることができます。

まとめ

寝ない子には様々な理由があることが分かりましたね。それに上手に対応する方法も知ることができました。「規則正しい生活習慣」を身につけること、上手に「脱力」させてあげること、「切り替え」を用いること、そして「関係性」をしっかり持つことでした。

こうした4つのポイントを抑えながら上手に寝かしつけてあげてくださいね。そうすることで、さらに子供との絆を強めていくことができますように。

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