病児保育士ってどうなの?仕事や違い、メリットを知ろう!

病児保育士ってどうなの?仕事や違い、メリットを知ろう!

病児保育っていったい何なのでしょうか?どんなお仕事をするのでしょうか??そして、病児保育士になるために必要とされる資格や条件、さらにそこで働くことのメリットやデメリットなどについてもまとめていきたいと思います♪

病児保育士って?

病院

保育士としての仕事にやりがいを感じたい人におすすめの職場として、”病児保育”の職場があります。みなさんも、近年増えている病児保育の現場に興味をお持ちかもしれません。

保育所等の利用を必要としている子どもたちや保護者にとって、”病児保育所”というのは、とてもありがたい場所であり、保育士にとってもやりがいを感じることができる職場として、今保育士さんたちに人気の職場です。

では、病児保育っていったい何なのでしょうか?どんなお仕事をするのでしょうか??そして、病児保育士になるために必要とされる資格や条件、さらにそこで働くことのメリットやデメリットなどについてもまとめていきたいと思います♪

病児保育って何?

病児保育

近年、日本では働く女性たちが増え、子育て中の家庭でも共働きをしている家庭がとても増えました。社会で働くことと、子育てを両立させるためにとても必要とされているのが、子どもを預けることができる保育施設です。少し前までは、祖父母と一緒に暮らしている家族もいましたが、核家族化も進んでいますので、特に女性が出産後に職場復帰をしたい、と考える場合には、子どもを保育所に預けるということが必要になることが多くなります。

小さな子どもを持つ保護者が、安心して子どもを預けながら仕事をすることができるならば、仕事を続けキャリアアップをあきらめることなく、社会でも活躍し続けることができる、というわけです。それで、日本は少子化傾向にあるにも関わらず、保育所等への入所希望者は年々増加しているわけです。

しかし、その保育施設が足りないという事も問題となってきています。そして、社会のニーズに合わせた保育施設が必要とされてきました。そんな中、小さな子どもたちを持つ働く保護者たちにとって、とても助けになる保育施設、その1つが”病児保育施設”です。

病児保育施設というのは、保育所に通っている子どもが熱を出したり、病気になったりしたときに利用することのできる保育施設です。きっと、子どもを保育所等に預けている保護者の皆さんにとって、園から「○○ちゃんが熱を出しました。お迎えに来てください」という電話や連絡を受け取った経験をもつ人は多いでしょう。

仕事中であっても、子どもが熱を出したとか、病気になったという場合には、駆け付けなくてはいけません。保育園などは、37.5度くらいの熱が出ると、お迎えのお願いの電話をすることが多いです。そして、そのような病気の子どもたちはなおるまで預かってもらえません。

保護者としても、もちろんすぐに駆け付けてお迎えに行きたいところだと思いますが、どうしても仕事上、今日は抜けられないとか、どうしても休めないという事もありますよね?そんな時に、病気の子どもを預かって保育をしてくれるのが、病児保育なのです。

病児保育を利用するためには、事前に自治体の保育課に行って登録しておく必要がありますが、仕事柄や、家庭の事情などによって、子どもが急に病気になっても、仕事を休めない時があるという保護者の方にとって、とても助かる施設なのです。

子どもは急に熱を出したり、急に病気にかかりますよね。朝は元気そうにしていたのに、園で高熱を出すという事もあります。そのような時に、仕事で駆けつけてあげることができないというのは、きっと心苦しくとても辛いことです。しかし、入院するほどではないけど、病気で治療を必要とする子どもを保育して面倒見てくれる人たちがいる、と思うと少し安心できます。

”病児保育”と似ているものとして、”病後保育”というものがあります。病後保育というのは病気になってもう回復している、あるいは回復に向かっているけど、園にはまだ通えないという時の保育サービスです。病気は治りかけているけど、まだ完全に回復していない時や、本調子とは言えない時、さらに他の園児に感染するのを防ぐために、いつも通っている園にはいけない時に利用できます。

それで、病児保育というのは、子どもが病気になっている間に受けることのできる保育サービスで、病後保育というのは病気の回復期に受けることができる保育サービスという事になりますね。

子どもが熱を出したり、病気になったりすると、いつも通っている園には数日、あるいは一週間くらい行けなくなる、という事も少なくありません。仕事をしている人などは、何日も連続で仕事を休むことが難しいことも多いですので、病児保育と病後保育というのは、働くママさんや働くパパさんにとって強い味方になってくれるのです。

病児保育の形態

子どもの笑顔

病気になってしまった子どもの面倒を見ることができない保護者に代わって、病気の子どもを預かりお世話をしてくれるのが病児保育ということですが、大きく分けて2つの形態があります。

1つは、施設型です。これはほとんどの場合、小児科の病院やクリニックなどの医療機関に併設されています。病児対応型の病児保育施設は、病気の回復期まで子どもを預かってくれます。

医療機関に併設されている、ということでもし何か病状が急変することがあったとしても、すぐに対応してくれるという安心感があります。保育所に併設されている病児保育施設の場合、比較的症状の軽い子どものみ預かってくれることが多いです。ちなみに、病気の回復期になったら、病後児対応型の施設に行くこととなりますが、こちらは保育所などに併設されていることが多いです。

そして、単独型として病児保育だけを運営しているところもあります。まだまだ少ないですけど、今後そのような施設も増えていくことが予想されます。

病児保育の施設には、病気の児童10名につき看護師が1人つきます。そして病児3名につき保育士が1人配置されます。

ほとんどの施設の場合、1日に預かってくれる病児の数は3~6名くらいなので、場合によっては預かってもらえないという事もあるかもしれません。子どもの食事は持参します。病後保育の場合は給食が出ることもあります。

もう一つは、訪問型です。こちらは、看護師や保育士が自宅に来て保育サービスを提供してくれる形態です。子どもは自分の家でゆっくり休むことができ、当日の朝までに予約を入れると、確実に預かってもらえるという安心感があります。

保育というと、就学前児童しか利用できないのでは?と思ってしまいますが、小学生の子どももあずかってもらうことができます。施設によっても違いがありますが、0歳~小学校3年生まで、あるいは小学校6年生までというところがほとんどのようです。

病児保育の仕事内容

保育士と子ども

病児保育の目的や役割について知ることができました。子どもが病気になった時、子どもも辛いですけど、子どもが病気でもどうしても仕事に行かなくてはいけない保護者も不安や心配がつきません。そんな子どもたちや保護者をサポートすることができる仕事となります。

では、保育士として実際に病児保育をするときには、どんな仕事内容となるでしょうか??

通常の保育園では、健康で元気な子どもたちの保育を行いますが、病児保育では病気の子どもたちを保育しますから、特別な配慮と観察とお世話が必要となります。

一日のスケジュールの例としては、まず、朝に子どもを預かってから体温を図ったり、体調のチェックを行います。必要な場合には病院に連れていくこともありますが、そのまま施設で一緒に遊びます。

子どもとしては本当は走ったりしたいのにそれができない、親に甘えたいのにできない・・・、というもどかしさがあるので、できるだけ安静にしつつも楽しく過ごせるように、一緒に絵本を見たり、DVDを見たり、おもちゃで遊んだりします。

昼食を取り、体調をチェックします。この時も必要なら病院に連れて行き、診察をしてもらいます。おやつの時間があって、そのあとさらに遊んだりして、保護者のお迎えを待ちます。

このような一日の流れの中で、子どもたちをリラックスさせてあげること、治療や服薬に臨めるようにサポートすることなどを意識する必要があるでしょう。

どうして人気なの!?働くメリットとデメリット

遊んでる子ども

病気の子どもを預かり保育するという事は、それだけ難しさもありそうですが、それでも、病児保育ってとても人気の職場なんです。では、そこにはどんな魅力があるのでしょうか?

1つは、子どもとじっくり向き合う時間が多いという事にあります。それは、預かる子どもの人数が少ないからです。普通の保育園の場合、1人の保育士が何十人のもの子どもを同時に見る必要があります。

しかし、病児保育施設ではほんの数人を預かることが多く、一人ひとりの子どもたちと向き合いながら保育をすることができます。しかしもちろん、病気の子どもを保育するためには普通以上に神経を使わなくてはいけません。

しかし、風邪を引いたり病気になって、いつもとは違う自分の体調や気分にどうしていいかわからない子どもたちや、どこか不安に感じている子どもたちをサポートし、一緒に過ごし、お世話することで安心してもらえるように精一杯の保育をするとき、とてもやりがいを感じると思います。子どもの個性は一人ひとり違うので、同じよう病気になっていても様子は全然違ってくることも観察しながら、その子に合わせた対応をする、という点でも日々勉強になるようですよ。

そして、一番うれしいのは、心配と不安を感じながらも仕事をしなくてはいけない保護者が迎えに来た時に、我が子の姿を見て「本当にありがとうございました!」とホッとした表情をするときかもしれませんね。保護者の方や子どもたちにとって、助けになれたことに深い喜びを感じることもあります。

子どもが病気の時に仕事を休めないというのは、保護者にとってもとても辛いことでもあると思います。でも残念ながら、社会的にまだまだどうしようもない場合もあるでしょう。そのような時に、保護者や子どもたちの心のよりどころにもなれるかもしれませんね。

子どもが元気になっていく姿ってうれしいものですよね。病気で元気のない子どもの回復に向けてサポートする保育のお仕事なので、体調の変化に気づいてあげられたり、元気になる姿を見れたり、それに伴って子どもの笑顔が増えたり、保護者の喜びの顔に会えるのはうれしいものです。

そして、普通の保育園で働く場合、子どもたちは元気いっぱいなので常に走り回ったりと、体力勝負な遊びも多いですよね。しかし病児保育では、子どもたちは安静にしながら遊ぶので、体力的に楽というメリットもあるようです。体力的な負担を感じてきた保育士さんにもおすすめの職場ですね。

さらに、通常のような行事などはありません。行事も保育士にとって大きな負担になることが多いですよね。通常の園で働くと、行事の前には残業は当たり前、持ち帰りの仕事も当たり前・・・そんなこともあるでしょう。

クラスを持つこともないので、指導計画を作る必要もなく、そうすると事務作業もかなり少なくなりますよね。行事が少ない、クラスがないということで、残業も少なくなります。

そして、病児保育に子どもを預けるのって一時的です。ということで、保護者とのずっと続く関係もありません。子どもは元気になるといつも通っている保育園に戻ります。

もちろん、いろいろな保護者がいますけど、保護者との付き合いや人間関係でのストレスを感じにくいという点でも魅力かもしれませんね。そして、預かる子どもたちが変わるので、いろいろと変化にとんだ毎日を過ごすことができるのも、変化を楽しみたい保育士さんには魅力かもしれませんね。訪問型の場合ですと、得に毎日変化する職場で働くことになります。

ただ、デメリットとしてはその毎日違う保育を実施していくという大変さがあります。子どもたちはみんな違いますから、その子の病気や反応に合わせて保育をする必要があります。そして、子どもたちの変化に気づいてあげなくてはいけません。そして、訪問型の場合では、毎日知らない土地に行ったり、始めの家で保育をするという事で、なれるまで大変ですし、子どもだけでなく家も預かるというより責任のある立場となることもあります。

その点で、普通以上にプレッシャーや神経を使うといえるでしょう。子どもたちも、病気の時には気分が悪かったり、本当はお母さんと一緒にいたいのにいない、という寂しさを感じていることもあり、心を開いてくれるまでに時間がかかることもあります。

それで、辛抱強く子どもたちに接したり、特別な配慮を常に必要としています。時には、体調が急変するときもあります。命に関わる時もあるでしょう。プレッシャーの大きさでは、普通の園とは違ったものがありますね。

そして、自分自身の体調管理がかなり必要となる!というのは言うまでもありませんね。感染症にかかっている子どもを預かることも多いので、自分自身感染症にかかる危険が常にあるという事です。感染症が流行する時期にはかなり多忙になることも予想されます。

そして、保育士の場合、直接医療行為を行うことはありませんが、看護業務を行うために、看護師や医師とよく連携しながら仕事をする必要があります。それで、看護師や医師とのコミュニケーションが大切となるでしょう。

病児保育士になるために必要とされる資格や条件

条件と資格

病児保育というのは、普通とは違い、病気の子どもを預かるというある意味特別な環境での仕事、という事になります。そのため、難しさや大変さもありますけど、その分やりがいなどはかなり大きく、体力面での負担が少ないことや、残業が少ないなどの、保育士の職場としてもかなり人気があります。

では、病児保育士にはどうしたらなれるのでしょうか?まず、病児保育施設で働いている保育士を”病児保育士”と言いますけど、それ自体は正式名称でも、何かそれ用の国家資格があるわけでもありません。

それで、必要とされるのは保育士の資格だけです。そして、看護師の資格や医師の資格などを持つ人たちが働いています。

しかし、この病児保育の専門性を高めるために、民間の認定資格もあります。

その1つが、「認定病児保育スペシャリスト」というものです。これは、日本病児保育協会が認定している資格で、18歳以上の人で、講座と24時間の実習を終えた人が取得できます。保育士としての活躍の場を広げたい人、保育関係の資格がない人でも働くチャンスが生まれたりします。

さらに、「認定病児専門士」という全国病児保育競技会が認定している資格もあります。こちらは、受験資格の中に、「病児・病後保育室に勤務している保育士・看護師」であること、「全国病児保育協議会加盟施設に常勤として2年以上勤務」していること、などがありますので、保育士や看護師の資格がない人も取得可能な資格の「認定病児保育スペシャリスト」とはちょっと違いますね。

それで、保育士や看護師の資格を持っている方は病児保育施設で働くことが可能ですし、その後「認定病児専門士」の資格取得を目指すこともできるでしょう。そして、保育関係の資格を持っていない方でも、「認定病児保育スペシャリスト」の資格を取得することによって、病児保育施設での仕事を始めることができるかもしれませんね!

保育士・幼稚園教諭の求人・転職サイト口コミランキングTOP30!

今回は、おすすめの保育士さん向け求人サイトをご紹介したいと思います。また、転職の際にチェックしておく点もお伝えしたいと思います。これから転職を考えている方は参考にしてみてください。

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