病後児保育施設で働く保育士のメリットデメリットを知ろう!

病後児保育施設で働く保育士のメリットデメリットを知ろう!

「病後児保育」とは、病気は治ってはいるものの、まだ本来の元気な状態には回復しておらず、普通の保育のメニューを受けることが厳しい回復期の子どもを、世話できない親に代わって世話する保育です。今回は、病後児保育の特徴やそこで働く保育士のメリットやデメリットなどを紹介します!

保育士と病後児保育施設

保育

忙しく働いている親にとって最大の難関とも言える、子どもの病気。子どもが病気になると保育所に預けることができなくなります。当然、子どもを一人にしておくなどできませんから、病気が治るまでは、子どものそばで世話をしなければなりません。

とはいっても、親も社会人としての顔を持っているわけですから、どうしても出席しなければならない会議や打ち合わせなどもあれば、作業の締め切りなどもあるかもしれません。その場合、個人的な理由で予定をずらしてもらうというようなことができる人の方が少ないかもしれません。

子どもを一般的な保育施設に預けている親にとって、子どもが病気になった時でも安心して預けることのできる人や施設が近くになければ、しっかりと働き続けることができないのが現状です。

そんな時に、親たちにとって助けになるのが、「病児保育」や「病後児保育」です。

病児保育」とは、一般的に、親が働いていて保育園に通っている子どもが病気になった時に、親が仕事を休むことができない時には、親の代わりに病気の子どもを世話するという意味で用いられています。 また、そのような子どもの保育を行なう施設についても呼ばれています。

「病後児保育」とは、病気は治ってはいるものの、まだ本来の元気な状態には回復しておらず、普通の保育のメニューを受けることが厳しい回復期の子どもを、世話できない親に代わって世話するという意味で用いられています。

つまり、共働きの家庭の強い味方ともいえる、病児保育と病後児保育なのです。

では、今回は、そのうちの特に病後児保育で働く保育士には、どんなメリットやデメリットがあるのかをご紹介します。

病後児保育で働くメリットは?

保育

病後児保育は、病気の回復期にある子どもを預かる仕事ですが、病後児保育施設で働いているのは、医療関係者や看護スタッフだけではないのです。

専門性の高い仕事として、敬遠されてしまいそうな職場のようですが、保育園で働くよりも体力的な負担が少ないなどのたくさんのメリットがあることから、実は保育士にも人気の高い職場なのです。

この病後児保育ですが、まだまだ普及は足踏み状態なので、保育士の人気の求人が病後児保育だということはあまり知られていないようです。

預かる子どもの人数に制限がありますので、子ども一人一人にじっくりと向き合って保育ができるます。

また、子どもを預かる目的というのが、病後に回復するための療養目的でもありますので、そのような療養が中心の子どもたちは激しい遊びをすることもありませんから、体力に自信のない保育士さんでも保育ししていくのに大丈夫という点があります。

また一般的な保育園とは異なり、行事や延長保育などもありませんので、定時での勤務も可能という点もあります。保育施設によっては、特に医療施設併設の場合には、土日祝日がお休みというところも多いですので、それも人気の理由です。

保育園で働く保育士の仕事と比較し、まとめてみると、病後児保育で行う保育には次のようなメリットがあります。

・子どもたちは少人数のため、一人一人としっかり向き合うことができます。

・子どもの入れ替わりが多いので、環境の変化に富んでいます。

・回復期の子どもたちなので、室内での遊びがメインになり、ゆったりとした保育ができます。

・土日や祝日が休みという場合が多い上に、残業も少ないです。

・保育計画などの事務作業が少ないので、負担が軽くすみます。

・イベントや行事がほとんどありませんので、計画や準備、片づけなどの時間を取られることがないです。

・保育士としての視野や経験が広がって、スキルアップに繋がります。

・社会に役立っているという充実感を得ることができます。

病後保育施設では、保育をする子どもが日々入れ替わるというのが特徴になります。

定員も一般的には4~10人までとなっていることが多いので、子どもたちの病状や体調などに合わせて室内でゆったりと過ごして保育を行なうので、保育園の勤務を比べると体力的な負担はほぼないともいえます。

このようなメリットを見ていくと、病後児保育の保育士は転職先としても人気があるのもうなずけますね。

病後児保育で働くデメリットは?

病気の子ども

病後児保育施設で働く保育士さんのメリットを挙げていくとたくさんありますが、といっても病後の子供を預かる責任のある仕事ですから、デメリットと言える点もあるものです。

病後児保育での勤務を希望する保育士さんには、当然ですが、病気に対する知識もいくらかは必要になります。医療行為を除いた全てのケアを求められるわけですから、場合によっては緊急時に対応できるように、緊急対応の演習を受講するなどの心構えが必要になってきます。

その他にも、預かる子どもたちは日によって異なりますし、症状に応じた対応をすることが求められますし、感染症が流行する時期などは、より緊張感を持った保育が求められるので多忙になるというデメリットなどがあります。

ですから、病後児保育施設で働きたいと望んでいる場合には、きちんとした知識を深めることが大切になってきます。

病後児保育で働くにはどうしたらいいの?

病気の子供と親

実は、保育関係の求人には、病後児保育の求人も数多く掲載されています。

施設によって、病後児保育の対象や保育士に求められるものが異なりますが、何よりも大切なのは、具合が悪くて不安な気持ちを抱えている子どもたちを預かるわけですから、子どもにしっかり寄り添ってあげることのできる保育をすることです。

一般の保育園で働いていた保育士にとって、それまでは元気な子どもたちを相手にしていたわけですから、最初はそのギャップに戸惑ってしまうこともあるかもしれませんが、しかし、子どもたちは具合が悪い時だからこそ、親にいつもよりも甘えていたいと思うのが本音のはずです。

保護者としても、子どもたちのそばにいて、看病してあげたり元気になるまで寄り添っていたいと思うのが本音だと思いますが、仕事などの都合がつかなければ、そばにいてあげることができません。

そんな、子どもたちと保護者の間をつないでおくのが、病後児保育の保育士なのですから、穏やかにそして優しく接してあげることが、より大切になってくるということです。

病後児保育の中には、訪問型というものもあります。

これは、病後児保育を自宅で行うベビーシッターやヘルパーに近いものです。訪問型ですと、子どもの様子や動きから目を離さないようにという責任も増しますが、施設に預けるよりも、子どもたちがリラックスしやすいというメリットもあるようです。

病後児保育の施設としては、主に3種類の病後児保育施設があります。保育所併設型、医療施設併設型、単独型の3つです。

保育所併設型は、保育所などの保育施設に併設されている病後児保育ですので保護者にとっては最も嬉しい施設です。施設の整備や、スタッフのによっても多少異なりますが、緊急性の高い子どもの受け入れは原則不可としているところが多いというのが特徴です。

医療施設併設型は、医療施設併設なので、その強みというのは何と言っても常駐しているスタッフと設備と言えるでしょう。

そのため緊急性が強かったり、感染性が強いような症状であっても受け入れてくれる場合があります。病後児保育の中では医療施設に併設されているものが多いです。

単独型は、上の保育所併設型や医療施設併設型とは異なり、病後児保育のみを単独で運営している施設です。運営は主に企業だったり、NPO法人ですが、全国的に見ても単独型の施設数はまだまだ少ないです。

病後児保育のサービスへの需要がさらに多くなるようであれば、増加していくと思われますし、それに伴って、保育士の求人も増えていくのではないでしょうか。

このように、病後児保育で働く保育士には、様々なタイプの施設で働くことができます。自分に合った施設を見つけるためにも、それぞれの施設の特徴を充分に理解しておくことが大切になってくるといえます。

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まとめ

病気の子ども

仕事を休むことのできない保護者を支え、病気で不安な子どもの気持ちにしっかりと寄り添ってあげることのできる病後児保育は、やりがいもあれば、充実感も申し分のないものです。加えて、体力的な負担や残業は少ないので、ワークライフバランスがとりやすい面からも人気が高い職場になっています。

病後児保育といっても、さまざまな種類のサービスがあるようです。

その中にはそれぞれのメリットやデメリットもあるようですから、どんな施設が自分に合っているのかな?ということをしっかり考える必要がありますが、これは、一般の保育施設で働くときも同じですね。

しっかりとどんなものがあるのかを調べたうえで自分に合った保育士の仕事を見つけることができたらいいものです。保育士さんの中には、日々のストレスや激務に疲れきってしまっておられる方もいるかもしれませんし、病後児保育の現場に転職したいと願っておられる方もおられるかもしれません。

具体的に保育士求人を探しながら、転職活動をしていく上で役に立つ保育士転職サイトなどを参考にして、しっかりとサポートしてくれる転職アドバイザーを探してみるというのも良い方法かもしれませんね。

さらに、病後児保育の求人の数は、一般の保育園の比べて見つかりにくいとも言われています。それに条件の良いものほどあっという間に枠が埋まってしまうという状況なので、良い求人を見逃さないためにも、転職を考えていたり、転職を希望しているなら、早めに転職サイトに登録をしておくということもおススメします。

病後の回復期の子どもを預かるというのは緊張感や責任の重さもあるのもですが、保育士としてのキャリアを深めるためのチャンスとも考えて、ぜひ積極的に新たな保育に挑戦してみてくださいね。

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