絵本や紙芝居の選び方と読み聞かせ方のポイント!

絵本や紙芝居の選び方と読み聞かせ方のポイント!

今回は絵本や紙芝居の正しい選び方をご紹介していきたいと思います。そして、絵本や紙芝居の特徴や子どもに与える影響、子どもを惹きつける読み方のポイントなどもご紹介していきますよ♪

絵本や紙芝居の選び方と読みきかせ方のポイント!

絵本読み聞かせ

保育の中で、絵本を読んだり、紙芝居を読むことはよくあります。きっと、みなさんも子どものころに保育園や幼稚園で、あるいは学校で、家庭で絵本や紙芝居を読んでもらってワクワクした記憶があるのではないでしょうか?

子どもたちにとって、絵本や紙芝居を読んでもらうのは、物語にワクワクしたり、登場人物の気持ちに共感したり、そこから教訓的なことを学んだりと、楽しいだけでなく様々な成長を促すものでもあります。

それで、保育士としてその年齢の子どもたちに合ったもの、興味を惹きつけるものを選んでいきたいですが、たくさんあるので選ぶのは簡単ではないかもしれません。

そこで、このまとめでは、絵本や紙芝居の正しい選び方をご紹介していきたいと思います。そして、絵本や紙芝居の特徴や子どもに与える影響、子どもを惹きつける読み方のポイントなどもご紹介していきますよ♪

絵本と紙芝居の特徴

読み聞かせ

子どもたちは、絵本も紙芝居も大好きですよね。お気に入りの物語があると、何度もそれを読んでほしいといいます。絵本も紙芝居も、子どもたちに読み聞かさることを考えて製作されているようですが、それぞれには、どんな特徴があるのでしょうか?

まず、絵本の特徴です。

絵本というのは、文章よりも絵画がメインとなって作成されている本のことです。文章が少ない分、絵画からいろいろな推測ができるようになっていて、絵に文書がつけられているという感じですね。

通常本というのは、文章がメインになっていて、小説などはところどころに情景を思い浮かべることができるように挿絵などが入っていますよね。絵本は、それとは逆に絵画がメインとなっていて、その絵を理解しやすいように文章が作られて、加えられています。

絵本は、小さな子どもたちでも読めるように簡単な文章と、分かりやすい表現などが使われています。ひらがななどの文字を読めるようになった子どもたちは、自分で本を開いて読むことができますが、乳幼児の場合は自分で読めないので、大人に読み聞かせてもらうことが意図されています。

乳幼児向けの絵本の中には、文書がないものもあって、子どもたちは、絵画を見ながら場面やストーリーや登場人物の気持ちなどを想像することができます。

次に紙芝居の特徴を見てみましょう。

紙芝居は、表に絵が描いてあり、裏には脚本ともいえる文章が書いてある何枚かの紙を使って、演じるものです。子どもたちにとって、一枚の絵は一つの画面となります。

その画面を抜いたり、差し込んだりすることで、画面が変わりストーリーが進んでいきます。裏に脚本が書いてありますので、演じる側は裏に立ち、子どもたちと向かい合ったような状態で読み聞かせることとなります。

絵本の場合は、ページをめくるとストーリーが進みますが、紙芝居の場合は画面を抜くことでストーリーが展開していきます。それで、次の場面に変わる時などには、ストーリーが急展開したりして、躍動感のある演出がしやすくなっています。

ということで、絵本は絵画に文章が加えられていて、子どもたちは絵を見ながらストーリーの中に引き込まれ楽しみます。そして、紙芝居というのは、絵を中心にしてストーリーがどんどんと展開し進んでいきます。

読み聞かせるという点では、絵本も紙芝居も同じなのですが、絵本は文章を”読む”ということに対して、紙芝居は”演じる”という点で違いがあります。

絵本では、登場人物それぞれのセリフなどを声を変えたりしなくても、読むことができます。でも、紙芝居はお芝居のように演じることで、子どもたちの注意を惹きつけて、よりリアルな世界観を演出することができます。紙”芝居”ですからね。

そして、絵本は1対1で読み聞かせることもありますし、グループに読むこともありますが、紙芝居の場合は大勢の子どもたちを前に読み聞かせることが多いです。

絵本と紙芝居が子どもたちに与える影響

読み聞かせ

絵本と紙芝居というのは、似ているようで別々の特徴を持ったものですね。どちらも子どもたちにとってワクワクドキドキの気持ちを味わわせてくれる楽しい物だと思いますが、絵本と紙芝居では、子どもたちの想像力や影響の点で、何か違いがあるのでしょうか?

絵本というのは、本の中に読む側が入り込むような形になります。そうすると、自分がまるで本の中にいて、本の世界を自分のものにすることができます。そうゆう、先品の中に自分自身という存在を入り込ませる、という点で楽しさや喜びを感じさせます。

一方、紙芝居はというと現実の自分の世界の中に、作品の世界が広がっていく感覚です。つまり、作品の世界が自分の空間の中に出てきて広がっていき、その作品の世界に共感することによって、それが自分のものとなります。

それで、絵本というのは個人個人の感性、つまり個性を育むものということができます。そして紙芝居は、共感するという感性を育むものということになります。共感することによって自分以外の観客と一体感を感じることができるわけです。

そのような違いから、ある人たちは、絵本を読む時には子どもたちの顔を見ながらではなくて、絵本にだけ目を向けて読むほうがいい、いうくらいです。そうすることによって、子どもたち自身がその絵本の世界の中に個々として入り込みやすくするためだそうです。逆に、紙芝居は観客の顔を見ながら、反応を見ながら演じることができるといわれています。

子どもたちの表情や反応を絵本を読み聞かせるときにも見るか、見ないかは、個々の考えによって違うので置いておくとして、それだけ絵本と紙芝居には違いがある、ということは理解できますよね。

紙芝居というのは、みんなで観てその世界に共感するということですが、絵本というのは個人がその中に入り込めるようになっている、ということですね。

それで、紙芝居というのは遠くから見てもわかるような絵が描かれていますし、逆に絵本では細部にまで遊びが加えられています。そして、同じ物語でも、紙芝居は舞台を使って演じて、大胆なストーリー展開、ドラマチックな展開ができるようになっていたりしますが、絵本はより詳しい説明などが加えられていたりもします。

では、絵本や紙芝居を読み聞かせることは、子どもたちの成長にどんな風に役立つのでしょうか??

一つは、生活習慣について学ぶことができます。あいさつをすることや、食事のマナー、さらにはおトイレのマナーなどを扱っているものは多くあります。

さらに、人間関係についても学べます。絵本や紙芝居の中の登場人物を自分に置き換えて、お友だちとの関係においてケンカしたときに謝ることや、お父さんお母さんにありがとうを言うことなどを覚えることもできます。つまり、人との関わりや感情というものを学ぶことができるのです。

また、言葉を覚えること、文字に触れる機会にもなりますし、やはり好奇心を刺激し、想像力を育てることになります。子どもたちは絵本を見ているとき、その中にある世界の中に自分を置き、その世界観を感じ取っています。

じつは、読み聞かせを行っている時、子どもたちの脳の大脳辺緑系というところが八発になっているという研究結果があります。そこは、人間の感情、つまり喜怒哀楽を生み出すところで、読み聞かせを行うときによい刺激を与え、子どもの情動を豊かにすることができるそうです。

さらに、絵本を読み聞かせるときの人の声というのは、子どもの精神状態を落ち着かせる効果があるそうです。読む大人と聞く子どもが同じ気持ちを共感したり、一緒に喜んだりすることで、子どもは安心感を感じるそうです。

さらに、子どもにとって大人が自分のために読んでくれることは、幸せな気持ちにさせてくれるそうで、子どもたちにとってとてもうれしいことなのです。

絵本や紙芝居の正しい選び方

読み聞かせ

絵本や紙芝居をするときというのは、保育の合間とか何かの活動に向けての導入の時などによくするかもしれません。それで、準備していないと、まあこれでいいかという感じで、そこにある物を選びがちになるかもしれませんが、絵本や紙芝居を読み聞かせるのも、子どもたちの想像力や、個性や共感力を培ったり、さらには日常のマナーや社会性を学ぶための大事な時間になりますから、内容は子どもたちに合ったものを、正しく選びたいと思いますよね。

選ぶとは言ってもポイントが分かれば、それほど難しく考える必要はないです。しかし、子どもたちに合っていないものを選んでしまうと、興味をもってもらえなかったり、子どもたちは飽きてしまうことがあるので、しっかりと準備しておくとよいと思います。

選ぶ際のポイントの一つは、まず子どもの年齢に合わせた内容にする、ということです。言うまでもなく、0歳の乳児に5歳の幼児向けの本を読んであげたり、紙芝居を演じても、難しすぎたりして内容を理解できずに、すぐに注意がそれてしまうでしょう。

それで、年齢を考慮に入れて選ぶようにします。

例えば、乳幼児であれば言葉が多いものよりも、効果音だったり、同じ言葉の繰り返しが多いような本や紙芝居を選ぶと良いでしょう。シンプルだけど興味深い音がでてきたり、分かりやすい絵があるものがいいですね。

逆に、年齢が高くなった幼児にとって、それだと物足りなかったり、飽きてしまうことがありますので、もっと物語性のある内容のものがよいでしょう。

ポイントの2つ目は、シチュエーションに合わせた内容を選ぶことです。例えば、何かの活動の導入で絵本を読む、または紙芝居を見せるということであれば、その次の活動への意欲や興味を持たせるような内容のものを選びます。

これから歯磨きをするように教えるのだったら、歯磨きの内容ということです。

そして3つ目のポイントとして、聞き手の人数にも合わせて選びます。少し取り上げましたが、基本的に紙芝居というのは大人数で見ることを意図して作成されています。それで、大人数の前で読み聞かせをする、という時には、紙芝居は効果的です。

一方、絵本というのは個人個人がその世界に入り込めるような作りになっていますので、一対一であったり、少人数に読み聞かせるときに良いでしょう。実際、絵本を大人数に読み聞かせるとなると、後ろの子どもがよく見えないということがあります。

しかし、大人数で見ることができるように、大型の絵本もあったり、プロジェクターを使って映し出す、という方法もあります。それで、時にはそのような方法で絵本を大人数に読み聞かせる、ということもあるでしょう。

絵本の上手な読み聞かせのポイント

読み聞かせ

本の読み聞かせには、子どもたちにとって本当に良い影響を与えてくれます。では、どうしたら子どもを惹きつけ、成長を促すような読み方ができるのでしょうか?まずは、絵本の読み聞かせのポイントを見てみましょう。

まず1つめに、絵本を読む時には過度にオーバーな表現はしないようにしましょう。ついつい感情を込めたくなってしまいますが、あまりにもオーバーに感情を入れてしまうと、逆に子どもたちの想像力を妨害してしまうようです。

それで、大げさになりすぎたり、アドリブを入れたり、手振りなどをしたりせずに、子どもが絵本の世界に入り込めるように読むことを意識しましょう。

2つ目に、絵本は子どもたちにとって見やすい位置に持ちましょう。子どもたち全員に絵がちゃんと見えるような位置に持ってきます。

もし子どもが座っている状態ならば、保育士はイスに座るなどして、子どもが首が苦しくなるくらいに見上げなくてもよいように配慮しましょう。もし子どもたちがイスに座っているなら、保育士は立った状態でちょうどいいでしょう。

3つ目に、絵本を持つ際には絵に手がかぶらないように注意することです。絵本が傾いたり、グラグラして見えずらかったりすると、子どもたちは集中できません。

それで、絵本は手でしっかりと固定してぐらつかないようにしたいのですが、その手でせっかくの絵を隠してしまわないように気を付けてください。

そして4つ目に、最後に感想は聞かないことです。ついつい感想を聞きたくなったり、内容を振り返るような質問をしたくなりがちですが、子どもたちはそれぞれ絵本の世界に入り込んでいます。

それで、その広がっている想像力やイメージをを勝手にこちらが書き換えようとしたりせず、子どもたちがその余韻を楽しめるようにしてあげましょう。だから、保育士の説明も不要です。もし、感想を言いたくなったら、子どもたちは自分から伝えてくれるでしょう。

途中で質問が出たりしたら、「どうなるんだろうね」といった形で、子どもたちが想像したり、考えたりできるようにしてあげましょう。

紙芝居の上手な読み聞かせのポイント

読み聞かせ

まず、紙芝居というのは絵本とちがって、一枚一枚画面をめくっていく形で進んでいきます。

それで、スムーズに紙芝居を演じるポイントの1つ目は、順番通りにきちんと整えておくということですね。これを忘れると、途中で「あれ?違うぞ!」となり、せっかくのストーリー展開が台無しになったり、子どもたちの集中力や期待感を遮ってしまうことになりかねません。

基本的なことなんですけど、急に始めると順番通りになっていないままやってしまって失敗することもありますので、気を付けましょう。

2番目に、子どもたちが内容に集中できるように、演じる人は舞台の右側に立ちます。右側に立つことで、子どもたちの反応を見ることができるし、声も通ります。

ちなみに、紙芝居をする時には枠(舞台)を使うことがおすすめです。それは、紙芝居に集中できるように作られているものらしく、その画面を一つ一つをスクリーンとして子どもたちに見せることができ、子どもたちはその世界に引き込まれやすくなるようです。

そして、ポイントの3つ目に画面を抜く時には、スムーズに行いましょう。抜く速さもそのストーリー展開によって多少調整することができるでしょう。急展開するところでは、パッと抜いて躍動感を出すこともできます。

紙芝居の裏には、そのようなアドバイスも書いてあることもがあるので、その指示に合わせて抜食ことができると思います。でも、もたついていたり、ページが傾くと子どもたちの世界観を壊してしまうかもしれませんので、注意しましょう。

それで紙芝居に慣れていない先生は、、この抜く、入れるの動作がスムーズにできるように前もって練習しておくとよいかもしれませんね。

そして最後に、大きな声で”演じる”ということを意識します。絵本とは違い、紙芝居はそこにいる大勢の観客が共感することが大事です。

それで、感情をこめて読むことができます。共感を呼びたいところは、子どもたちの方が見ながら読むとよいでしょう。特に、何か呼びかけるようなセリフがあった時などには、子どもたちの方をむいたり、あるいは紙芝居の絵を自分ものぞき込むようなしぐさをするとよいそうです。

そして、最後終わったら最初の一枚目の絵に戻さずに、終わりのままで舞台を閉じましょう。

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