都会の保育士と地方の保育士の違いを考えてみよう!

都会の保育士と地方の保育士の違いを考えてみよう!

都会の保育士と地方の保育士って何がどう違うのでしょうか?保育士として働くことを考えている人や、転職を考えている人たちにとって、「自分がどこで働きたいか」、「どんな働き方をしていきたいのか」ということを考えるうえで役立つ情報をまとめたいとおもいます。

都会の保育士と地方の保育士の違い

地方と都会の保育士の違い

おなじ保育士の資格を持ち、保育の現場で活躍するとしても、働いてきた環境などで、違いというものはどうしても出てくるものです。

例えば、保育士とはいっても、都会で保育士として長年働いてきた人と、地方で働いてきた人にとって、感覚や価値観というものは多少違うことがあるかもしれません。保護者から見ても、「都会の保育士と地方の保育士はなんか違う・・・」と感じることもあるようです。

では、都会の保育士と地方の保育士って何がどう違うのでしょうか?

これから、保育士として働くことを考えている人や、転職を考えている人たちにとって、「自分がどこで働きたいか」、「どんな働き方をしていきたいのか」ということを考えるうえで役立つ情報をまとめたいとおもいます。

さらには保護者目線としてこれから子育てをどこでするかを考えている人たちにとっても、「都会の保育士と地方の保育士には違いがあるの?」という点を考えるうえで役立つ情報をご紹介していきたいと思います。

都会と地方では保育が違うって本当!?

子どもが生まれて、これから子育てをしつつ職場復帰を考えている人や、様々な理由で子どもを保育園に入れたい、と考えている人たちにとって、どこの園に入園させるか?ということはだいぶ悩むことですよね。

だいたいは、自分の家や職場から近い園を選んだり、あるいはそれぞれの園の特徴から自分の理想とする施設を選びます。

しかし、たまに聞くのが「都会と地方では保育が違う」という意見です。都会と地方、ということでかなりざっくりしていますけど、都会で子育てをしていた人が、地方に引っ越してきて子どもをそこで入園させたときに、「なんか今までと違う・・・」と感じることはよくあることです。

「地方に来てよかった!」と思う場合もあれば、「都会の保育園の方がよかった」と思う場合もあるでしょう。

それにしても、都会と地方、”保育園”ということでは同じハズですよね。保育士の資格をもつ人たちが何らかの事情で保育を必要としている人たちを預かり、その成長を見守ってくれる場所です。

何らかの事情、というのには、両親ともに働いているとか、保護者が他の人の介護や看護をしていて子どもの保育ができない、あるいは保護者自体が病気療養中だといった、いろいろな理由があることでしょう。

そのような事情の下で、保育を必要としている子どもたちを預かり、必要な保育と教育をするのが保育士としての仕事です。子どもたちの成長のために、どんなことができるのか、何が必要なのかということを日々考えています。

そして、最近では子どもたちが健康で安全に生活し、成長してけるように見守るということ以外にも、親のサポートという面にも取り組んでいます。保護者の方とよくコミュニケーションを図り、相談されたり、アドバイスしたりと、子育てしている親とも向き合いながら、一緒に子どもの成長を見守り、喜ぶということが求められています。

この点で、基本的に保育士の仕事としては都会も田舎も違いはないでしょう。子どもに必要なことをよく考え、一生懸命にその子の成長のための保育を実践していくのです。

でも、保育士としての基本的な仕事、大事なことというのはどこに行っても同じなのに、どうして都会と地方では”違い”を感じることがあるのでしょうか?どこが違うのでしょうか??

保育園の周りの環境の違い

都会と地方、というかなりざっくりとした大まかな区別にすると、その違いをはっきりと断言するのは難しいのですが、一般に言えば、保育園の周りの環境の違いがあります。

例えば、地方の保育園では、周りに自然がいっぱいあるので屋外でおもいっきり遊ぶことができますが、都会では周りに自然がないところでは、屋内での遊びが多くなるということがあります。

もちろん、地方でも都会でもその園の立地条件などによってさまざまに周りの環境は違います。都会だから自然がない

ただ、地方の方が敷地が広いところも多く、自然が多い環境なので、近くの山や川でみんなで自然に触れて遊ぶということができますよね。園庭も広ければ思いっきり走り回ることもできるし、自然の中で虫取りをしたり、園庭で野菜作りなどをしてみんなで食べたりという、食育体験もしているところもあります。

なので、地方の保育園ではのびのびと子どもたちを育てる、という方針の園が多いようです。土地が広いぶん、その中で思いっきり体を動かして、自然の中で遊び方を学んだり、体力をつけたりすることができますね。

そして、そのような自然の中で遊ぶというのが当たり前なので、ケガもけっこうあります。保育士としては、子どもたち全体を見るということが少し大変になるかもしれません。

子どもたちは屋外や広い場所では、とにかく開放的になります。動きも大胆になったり、大きくなるので、ケガをしないようにちゃんと見守り、誰がどこにいるのか、何をしているか、ということをちゃんと把握できるように広い視野で見ている必要があるでしょう。

そのような点で、保育士としても体力がかなり必要となりますし、常に広い視野を持てるようにならなくてはいけない、という点で必要とされるスキルが違うのかもしれません。

しかし、自然の中で遊ぶのが当たり前、という環境の保育園では、子どものケガは当たり前という風に考えてくれている親も多いです。まあしかし、だからといって大丈夫というわけでもないので、しっかりと見守る責任がありますね。

一方で、都会の保育園では敷地が狭いことや、周りは住宅街だったりすることから、屋内での活動が増えます。屋外での活動としては、園庭も狭かったりするので、近くの公園にお散歩に行って遊ぶということもあるでしょう。

裏山があるとか、近くに川がある、園庭で畑をしているということがないので、園内でいろいろな遊びを工夫して行っています。ただ、屋内での比較的狭い範囲の中での活動だと、子どもたちは場所の取り合いや、おもちゃの取り合いなども多くなり、ケンカなどもよくあります。

それで、子ども同士が上手に関わり合って遊ぶように工夫したり、子どもたちの様子を見ながらこの先の展開を読む力が必要になると思われます。子どもの傾向や行動の先々を見通すようにしながら、できるだけ友だち同士のトラブルにならないようにします。

このように、もちろん、地方でも都会でもその園の立地条件などによってさまざまに周りの環境は違います。都会だから自然がない、敷地が狭い、地方だから園庭が広くて周りの自然が豊かとは限らないのですが、保育園の周りの環境で、活動内容とか、体験できること、できないこと、というのが違ってくるでしょう。

それで、保護者としても、都会で前に通っていた保育園では、ケガなどほとんどなかったのに、地方に引っ越して来たらケガをよくして帰ってくるようになった、とか、逆に今までは外でいっぱい遊べたのに、今は屋内での活動が増えたということで、都会と地方の違いを感じることがあるかもしれません。

保育士としても、保育園の周りの環境によって子どもたちの活動が多少変わることがあるので、求められるスキルや注意点など、意識することが少し違うことがあるかもしれませんね。

ただ、これは都会だから、とか地方だからといったことに限られることではありませんよね?保育園によって、それぞれに周りの環境も違えば、それにあった活動をするわけだし、どんな環境でも子どもたちの成長にとって必要な活動を工夫して行っています。

その環境の中で、子どもたちにとって必要な保育がバランスよく行われること、そのために保育士は常に工夫しています。

それぞれの保育園にある方針のちがい

保育士の違い

都会とか、地方とかだけでなく、そもそも保育園にはそれぞれの方針の違いがあります。方針というのは、保育の内容やその運営に関するもので、各保育所には保育理念というものもあります。そして、保育園には保育目標というものも掲げられていますよね。

そもそも、そうゆう「目標」、「方針」、「理念」ってどんな違いがあるの?って思ってしまいますけど、「保育目標」というのは、その保育園が目指している保育の目標であり、例えば、「素直なこども」とか、「のびのびと自己表現ができるこども」という目標を掲げている園があります。

では、「保育方針」は何かというと、その目標を実現させるためのやり方です。それは園がこれまで培ってきた方法論などに基づいて、実際にその園でどんな方法で目標達成がなされていくのか、というノウハウなのです。

それで、その園で働く保育士たちは、園の目標はもちろん理解するのは当たり前なのですが、その園のノウハウ、つまり方針に従って行動することになります。個人が自分の方針で保育する、ということではなく、園のやり方に沿って保育することになるのです。

また、保護者としても方針を知ることは大事です。なぜその方法で行うのか、どうしてそのようなノウハウを取り入れているのか、ということを知ることによって、その園指導法を理解することができるわけです。

「保育理念」というのは、こうあるべきだという根本的な考え方のことです。それで、その保育園の根本的な考え方を知るためには、理念を知る必要があります。

ということで、保育園にはそれぞれ、保育理念という根本的な考えに基づいて、保育目標というものが掲げられ、その目標は保育方針というノウハウによって達成されていく、ということになります。

その3つによって、どんな保育がなされるのか、ということが違うわけです。なので、保護者としては、自分の子どもを保育園に入れたいという時には、それぞれの保育園の目標、方針、理念をチェックするといいでしょう。

そうすると、その保育園がどんなことを大事にしているのかということが見えてきます。保育士としても、自分の理想とする保育と、その園の方針が違ったときに、自分のやりたい保育ができない!という葛藤を覚えることになります。

そのような方針の違い、価値観の違いというもので、転職を考える人は多いのです。

それで、保護者としても、転勤や引っ越しなどで自分の子どもが別の保育園に移った時や、上の子どもと下の子どもとで別の場所に通わせた場合など、保護者にとって「全然違う」と感じることもあり、それが都会と地方との違い、と思う点になるのかもしれません。

それに、第一志望の保育園ではなく、第二志望の保育園にしか入れなかったとか、自宅や職場から近いというだけで保育園を決めた、という人も、「思っていた保育をしてもらえない」という不満を持つことも少なくありません。

このように、保育園にはそれぞれの特徴や個性があるわけですね。

そして、それぞれの園の保育というのは、園の方針だけでなくて、園長の考え方、やり方、そしてそこで働く保育士たちのそれで形作られていきます。一つの保育園で働き続けている人は、その園の考え方や価値観が自分のそれと同じになってきたりもするでしょうし、合っているからこそ続けられるということもあるのでしょう。

それで、「都会の保育士と地方の保育士は違う」ということが言われることがありますけど、それは多分にその保育園の環境、方針の違いが関係しているのでしょう。

都会にはたくさんの数の保育園があります。それで、保護者としても自分たちで保育園を選べます。英語教育に力を入れている保育園がいいのか、運動面で力を入れているところがいいのか、音楽活動に力を入れているところがいいのか・・・、いろいろな特徴を持った保育園がありますので、保護者としても自分の希望や理想に合った保育園を探しやすいと思います。

でも、地方で見ると比較的選択肢が狭まってしまうでしょう。そういった面でも都会と地方の違いを感じることもあるかもしれません。

それは保育士としても同じですね。自分の理想とする保育方針を持っているところで働きたいと思ったり、いろいろな最先端の取り組みをしているところで働きたい、と思ったら、都会の方がそういったところの求人を見つけやすいでしょう。

それで、保育士としてもキャリアアップがしやすいのは、やっぱり都会です。都心はとにかく求人がたくさんありますので、転職もしやすいし、いろいろな園や施設でで保育の現場を経験できます。

そのほかの都会と地方の現場で感じる違い

先ほど見てきたように、都会と地方では周りの環境が違ったり、さらには保育園によって方針が違う、ということもあり、保育士にとっても保護者にとっても、園を移転すると何か違和感を覚えることがあるかもしれません。

では、他にも保育士として働くときに感じる都会と地方との違いってあるのでしょうか?

一番大きく感じるのは、お給料の額かもしれません。保育士の平均年収は323万円ほどと言われています。しかし、地方によっては200万~250万円ならいい方だ、ということもあります。

しかし、東京都の保育士の平均年収は368万円ほどです。ということで、かなりのギャップがあるのです。市町村によってもかなりの差がありますが、東京都はその他のところの平均と比べると1.2倍ほどはお給料がアップします。

それは、やはり生活費が高いということも関係しています。地方で暮らすよりも都会で暮らす方がやはり家賃も高いし、毎月の支出が増えるんです。

そして、特に都心では保育士不足ということもあり、保育士に対する待遇が改善され、福利厚生が手厚い職場も多くなっています。。求人の数は圧倒的に多く、家賃補助があったり引っ越し費用の負担をしてくれたりと、上京をサポートしてくれる園もあります。

しかし、地方には地方の良さがあって、生活費が安く、都会と比べるとゆったりとした環境の中で仕事ができるという良さがあります。通勤ラッシュもないし、子どもたちや保護者との距離も近くなることも多いです。まあ、近い分変な噂が立つと大変ということもありますが・・・。

でも、人口が少ない分地方ではそこで育っていく子どもたちが卒業後にも顔を見せに来てくれたり、どこかで会うと声をかけてくれたりと、子どもたちとの絆の強さがうれしかったりします。

まあ、都会にせよ、地方にせよそれぞれの良さがあるということですね。

保育園選びは慎重に

保育園ってたくさんあるけど、それぞれの園の個性があって、やり方や考え方というものが違うのです。それで、これから子どもが通う保育園を選ぶ方、自分の職場を選ぶ方にとっては、それぞれの園の特徴や方針というものをよく理解して、どんな保育がなされているのか、ということを確認してから選択するとよいと思います。

しかし、どの園でも基本的に保育士として求められていることは同じです。

保護者としても、保育士としても、願っているのは子どもたちが健康に、そして人として成長していくことです。そのために、どの園でも保育士たちは一生懸命に工夫し、子どものために何ができるのか、ということを考えていると思います。

子どもたちを保護者と保育士が同じ目線で、成長を喜んでいけるといいですよね。

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