2歳児の保育のポイント!接し方やサポート方法について

2歳児の保育のポイント!接し方やサポート方法について

2歳児のクラス担当になった時に、どんな接し方をするとよいのでしょうか?今回は2歳児の特徴と、担当になった時の接し方や、注意点などのポイントをご紹介していきます!

2歳児の特徴や保育の方法

二歳児

1歳の時と比べると、たくさん自分でできることも増えるし、自分の意思を強く主張するようになる2歳児。”魔の2歳児”なんて言われることもありますが、人の成長の中でもとても大事な時期でもあり、保育士としてもとてもやりがいのある年齢と言えます。

1歳児のクラスと言えば、まだまだ赤ちゃんという感じがしますし、3歳児のクラスになると、今度は赤ちゃんではなく、幼児として元気に動き回ったり、人の気持ちを察することができるようになったりと変化しています。

その中間の2歳の時期というのは、もう赤ちゃんではないんだけど、幼児でもないと言う時で、トイレが上手にできるようになったり、自分で服を着れるようになったりと、急に大人になった感じがしますが、それでもまだまだわがままをいったり、かんしゃくを起こしたりと、本当に楽しくて、時には大人を困らせるような年代と言えると思います。

では、そんな2歳児のクラス担当になった時に、どんな接し方をするとよいのでしょうか?この記事では、2歳児の特徴と、担当になった時の接し方や、注意点などのポイントをご紹介していきます。

魔の2歳児!?

二歳児

1歳の時はまだまだ”赤ちゃん”だった子どもも、2歳ごろになると急に自分でできることも増えるし、言葉も覚えていきます。そのような成長を見るのはとても楽しいし、喜ばしいことです。

しかし、それと同時に思い通りにならないとかんしゃくを起こしたり、怒って物を投げつけたりと、ちょっと困ることも多い時期でもあります。しかし、思い通りにならないからとか、欲しいものが手に入らないからということで、怒ったり、かんしゃくを出したりするのは普通です。

今まで赤ちゃんとして、大人たちが自分の思い通りに世話してくれたり、必要なことをなんでもしてくれる存在でしたが、成長していくにつれ、今度は自分の思い通りにならないこともいろいろと出てくるので、その時に子ども自身もその変化を受け入れがたく思うようです。

それに、周りが話している言葉を理解してくるのですが、自分の気持ちを上手に表現することはまだ難しいので、「いや!」とか「ダメ!」などの言葉ばっかり言うようになります。自立心が芽生え、自己主張をするようになる、ということで成長を実感することができるとはいえ、そのような反応や行動にまいってしまう親も少なくないようです。

それで時々”魔の2歳児”なんて言われることもありますけど、2歳児というのはとても可愛くて、そして成長していくうえで重要な時期ともいえます。

このころに、しっかりとした保育ができれば、健康面でも精神面でも大きく成長することができるでしょう。

それで、そのような2歳児のクラスの担当になったなら、できるだけ子どもたちが身体面でも精神面でも健やかに成長していけるように尽くしてあげたいですよね。

ということで、ここから2歳児の特徴と、担当になった時の接し方のポイントなどを調べていきたいと思います。

2歳児の身体的な特徴

二歳児

2歳のお誕生日から、3歳になるまでの1年間で、男の子は平均約8cmほど身長が伸びます。2歳の時には、平均で85.4cmだった身長も、2歳と11か月のころには平均で92.7cmになります。

女の子の場合も、2歳から3歳までの一年間で約8cmほど身長が伸びます。2歳のお誕生日のころの平均身長は84.3cmで、2歳と11か月のころには平均91,6cmになっています。

2歳児になると、歩くのもしっかりとしてきて上手に走ったり、飛んだり跳ねたりすることもできます。ちょっと高いところによじ登ったりもして、体を活発に動かします。

マットの上で、イモムシのようにゴロゴロと転がって遊ぶこともできますし、両足飛びで遊ぶのも好きです。

手を使うことにも慣れてきて、簡単な手遊びを一緒にすることができたり、ボールを転がしたり、相手に投げたりとボール遊びができるようになります。ボールは座った状態体と、1メートルくらい転がすことができますし、投げる時には下からポーンとすることができます。ボールを受け取るときにも、両手で受け取るということも理解します。

さらに、平均台などに手をつないでもらいながら登ったり、歩いたり、降りたりすることもできます。まだ一人では難しいのですが3歳児のクラスになると一人でもできるようになります。

そして、手先がとても上手に使えるようになってくるので、スプーンやフォークを使って自分で食事をするようになります。まだまだいっぱいこぼしますので、保育士の補助が必要ですが、それでも「自分でやりたい!」という意思を持ちます。

靴下を引っ張って自分で脱いだり、靴も脱げるようになりますし、ゴミはゴミ箱に捨てることができます。

お絵かきなどでも、丸を描けるようになります。それまでは殴り書きのようなものだったのが、線を描いたり丸を描いたりすることができて、クレヨンを正しく持ってお絵かきができるようになります。線は縦と横に5センチくらい描きます。

そして、ハサミもちゃんと持って2センチくらいなら切れます。折り紙などで遊ぶときには、折り紙を丸めたり、ちぎったりします。

1歳の時と比べると、まだ補助が必要だけれども、いろんなことが自分でできるようになりますね。体を動かすことや、手先を使うことが上手になってきます。

2歳児の知能と心の成長

二歳児

2歳になると、言葉を使って少しづつ自分の気持ちを表現することができるようになってきます。もちろん、言語能力に関してはその子一人ひとりによって成長も違いますので、2歳の時にあまり上手に話せなくても心配する必要はないでしょう。

2歳児のクラスとはいっても、月齢にかなり差があると成長の度合いもかなり違いますし、男女の差や環境の違いということも関係してきます。その子の個性もありますので、言語の発達に関することは個人差があることを覚えておきたいと思います。

しかし、2歳児の特徴として言語を理解するようになっていて、大人が何を言っているかということは大体理解しています。そして、自分も言葉を使って少しづつ伝えることができるようになります。

例えば、「おはよう」とか「ありがとう」などの日常のあいさつを言うことができますし、自分の名前を呼ばれて「はい」と返事をすることもできます。

「お名前は?」と聞くと「○○」と答えることができたり、「何歳ですか?」と聞けば「2歳」と答えることができたりします。それで、簡単な質問に対しては受け答えができるようになります。

そして、相手の目を見て話したり、相手の言葉を聞くようになります。「ちょうだい」とか、「ありがとう」とか、「はいどうぞ」というような、遊んでいるときによく使うフレーズは早く言えるようになることが多いようです。

数字に関しても、覚えることができていきますが、だいたい1~3までを数えることができます。”2個”という概念を理解して、いくつかある中から2個手に取ることができます。

色に関しても、「しろ」「くろ」「あか」「あお」など、名前を覚えていきます。自分の体に関しても「おなか」「あたま」「せなか」「て」「あし」といった名称を覚えていきます。

いろいろなものの名前を覚えておくのですが、「わんわん」とか、「くるま」とか、身近なものの名前に興味を持ち、動物や野菜や乗り物などの名称に関心を持ちます。

成長に伴って、自立心が強くなるのが2歳ごろです。自分で何でもしたいので、大人が手を出そうとすると嫌がったりします。

そして、「だめ!」とか「やだ!」が多くなります。かんしゃくを起こして、その場にひっくり返ってバタバタしたり、泣きわめいてみたりと、思い通りにならない時には反発することが多くなります。

そのようなことで「もうどうしたらいいの!」と困ってしまったり、辛抱が試されることがあるかもしれませんが、子どもにもそれなりの理由があります。

2歳児は”小さな大人”ではなく、まだ子どもです。だから、感情を自分で抑えることを覚えていないし、思い通りにならないことでかんしゃくを起こしてしまうは普通のことなのです。

保育園で子どもを預かる場合、保育士一人で何人の子どもを保育することができるのか、ということは国の基準できまっています。0歳の場合保育士1人で3人の子どもを保育することができます。

そして1歳児と2歳児は保育士1人に対して、子どもが6人です。しかし、3歳児になると保育士1人に対して子どもが20人となります。

2歳児だと保育士1人で6人なのに、3歳児だと30人に増えるということ自体、2歳児というのは手がかかるということです。2歳児のクラスでも、3歳のお誕生日を迎えた子が多くなると保育士としても余裕が出てきたりしますが、1歳のころの赤ちゃんだった時と比べると、3歳の幼児になるまでの中間ということになります。

2歳児と接するときのポイント

2歳児

2歳児はイヤイヤ期になります。1歳の時から「イヤイヤ」が始まる子も多く、2歳児クラスでもまだそれが続ていていたり、あるいは1歳の時にそれがなかった子が2歳児になって始まるということもあります。1歳児からのイヤイヤ期が2歳になるとより強くなることも普通です。

それは、自分の意思というものがしっかりと出てきて、自我がしっかりと芽生えているということです。あまりにも激しい「イヤイヤ」が続くと、「なんてわがままな!」と思ってしまうことがあるかもしれませんが、それが単にわがままだからというだけではなく、自我が芽生えているという証拠として受け止めることができるでしょう。

しかしもちろん、受け入れられないことははっきりと受け入れられないことを伝える必要もあります。危険なことや、やってはいけないことなどは、しっかりとやめさせ無くてはいけません。

ただ、その時にもこちらが感情的になってはいけません。子どもは、やりたいことができない、思い通りにいかないということで、感情が乱されていて、それを抑えることに慣れていません。

それで、感情的に接することは避け、かんしゃくを起こしたりしたときには、その子が落ち着くように抱きしめてあげたり、落ち着いたら「どうしたの?」と話を聞いてあげたり、さらに説明をしてあげたりと、興奮を抑えてあげましょう。その子の立場になって考え、受け止めるおおらかさが必要ですね。

「まだ遊びたい」とか、「もっとこうしたい」、「これはしたくない」という自分の気持ちを持っているわけなので、それに対して「○○はしたくないんだね」とか、「もっと○○したいよね」というような、受け止める言葉を使うこともできるでしょう。

そして、もし必要ならば気持ちを落ち着かせると同時に、別の方向に気持ちを切り替えられるように助けてあげることもできるようです。

しかし一番悪いのは、かんしゃくを起こしたら大人は自分の思い通りにしてくれる、と子どもが思ってしまうことでしょう。それで、危ないこととかやってはいけないことなどを教えるときには、一貫性をもってダメなものはダメと言えるようにしましょう。

ただ押さえつけるとか、怒鳴るとか、本人を否定するということはやめましょう。子どもの自我を認めてあげましょう。

そして、なんでも「自分でやりたい!」という気持ちが強くなります。食事もトイレも、お着替えも自分でできるようになってきて、言葉も覚えるし、簡単な会話も楽しむことがd系るので、一人前のプライドだって出てくるはずですよね。

それで、その「自分でやりたい!」という気持ちを大切にしてあげましょう。子どもがやるのを見ていて、上手にできないのでついついすぐに手を貸したくなるかもしれませんが、本当に必要なところだけお手伝いをしてあげて、子どもが自分で「できた!」という達成感が持てるようにしてあげるとよいと思います。

そして、片付けなども何も言わずこちらがやってしまうのは簡単ですけど、子どもにお片付けの習慣をつけてもらうためには「おもちゃを片付けてから給食を食べようね」と声掛けをするほうが良いでしょう。

そして、自己主張が強いので友だちとのケンカも増えます。言葉ではなかなか表現できないので、たたいたり、かんだりすることもあります。急に友だちのおもちゃを取り上げたりすることもあるでしょう。

そんな時には、お互いの気持ちをちゃんと聞いて、受け止めて、「貸して」ということや、貸してあげること、そして「ありがとう」ということなど、周りの人との気持ちよいコミュニケーションの基礎を教えてあげましょう。

3歳ごろには、お友だちの気持ちを考えることができるようになったり、一緒に遊ぶことが上手になりますので、それを目指してお友だち同士のトラブルの時には、自分自身が手本となりつつ、どう接していくのかを見せてあげるとよいでしょう。

イヤイヤ期が長く続くように思えたりすると、接し方がわからなくなったり、難しく感じることもありますが、そのイヤイヤも子どもたちの成長の証です。それで、辛抱強く穏やかな心で一貫性のある対応をすることで、3歳へのステップアップをサポートしましょう。

2歳児におすすめの遊び

二歳児

2歳児になると、土踏まずがでてきたりとか、0脚の足がまっすぐになってきたりします。それで、たくさんいろいろなところを歩いたり、走ったりして運動能力を高めることができます。

それで、おいかけっこをしたり、ジャンプしたり、リズムなども楽しめます。そしてたくさんお散歩をしましょう。お外では、目の前のことに夢中になってしまって用水などが目に入らないということもありますので、保育士さんは十分に注意してあげなくてはいけません。

そして鉄棒などでも遊ぶことができます。まだ前回りなどはできませんが、鉄棒にぶら下がったりするとその新しい感覚が楽しいようです。そして腕や手を使うということを覚えることができますね。

ブランコは一人では乗れないのですが、乗せてあげて支えながら押してあげたりすることもできます。

室内では、積み木やお絵かきなどをすることができます。積み木は、子どもの自由な発想を伸ばすことができ、1歳の時にはつかんで投げるというだけだったのに、2歳になると積み上げたり、電車を作ったり、家をつくったりすることができるようになります。

そしてお絵かきでもだんだんと人の顔の形を描いたり、そこに線を描いて手や足をつけたりすることができるようになります。

そして、盛り上がるのがごっこ遊びです。まだ子どもたちだけではなかなかできないのですが、保育士が一緒になってやると楽しそうです。ごっこ遊びは、子どもたちが周りをよく観察していることがよくわかります。

粘土や紐遠しなどもいいですね。子どもは新聞紙をちぎるというだけでもその感覚が楽しいようですので、いっぱいちぎって紙吹雪にしたりして遊んでもいいですね。

他にも体もいっぱい使ったり、手先を使ったりできる遊びを通して、新しい感覚を覚えて成長していってほしいですね。

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