3歳児の保育のポイント!接し方やサポート方法について

3歳児の保育のポイント!接し方やサポート方法について

今回は3歳児について、どんな身体的、感情的な特徴があるのか、そしてどのように接してあげるとよいのか、どんな遊びが成長に役立つのかなど、保育する上でのポイントを紹介していきたいと思います!

3歳児の保育のポイント

三歳児

赤ちゃん期から卒業して、おしゃべりも格段に上手になってくる三歳児。テレビの真似をしたり、人を笑わせることを言ったりと、楽しい時期ですね。

しかし、汚い言葉を使って大爆笑したり、「自分が一番」という態度をとったりすることがあるので、その点で保育士さんたちも、どうやってみんなと気持ちよく過ごせるのか?ということを教えてあげなくてはいけない、ちょっと難しい時期でもあります。

では、今回はそんな3歳児について、どんな身体的、感情的な特徴があるのか、そしてどのように接してあげるとよいのか、どんな遊びが成長に役立つのか、ということをいろいろとご紹介していきたいと思います!

3歳時の身体的な特徴

三歳児

3歳児になると、男の子も女の子も1年間で平均7センチほど背が伸びます。そして、体重も生まれた時からするとおよそ約4倍となっています。2歳児の時には、体重の増え方が著しいと思いますが、3歳児になると2歳の時よりも増え方は少なくなりますが、慎重は1,2歳の時と同じように伸びていくので、だんだんと体つきもどんどん大人っぽくなっていきますよね。

筋肉もよく発達する時期で、体全体のバランスも良くなっていきますし、背筋もS字型になるなどの特徴もあります。足の裏にも土踏まずができてくるころです。3歳児の時に、土踏まずができないと、偏平足になる可能性が高くなるので、その時には医師に相談することが進められています。

そして、脳の神経もどんどん発達していて、バランス感覚もついてきます。それで、片足で立ってみたり、つま先立ちで歩くということもできるようになります。平均台を渡ってみたり、さらには後ろ歩きにチャレンジすることもできます。

今までは、階段を上るときには一段一段を足をそろえながら登っていたのが、今度は少しづつ足を交互にしながら登れるようになる時期でもあります。三輪車をこぐことができるようになって、三輪車で遊ぶのが楽しかったり、少し高いところからジャンプをすることができるようになったりもします。それに、走っているときに急に曲がったり、急に止まったりと機敏な動きもできるようになります。

それに、手先も上手に使えるようになるので、食事の時にもこぼす回数が減ってきたり、靴を自分で履く、大きいボタンなら自分でとめたりもできるようになってきて、1人でできることが増えていくので、自分のことを自分でするチャンスをいっぱい与えてあげるとよい時期と言えるでしょう。折り紙をしていても、きれいに2つ折りができるようになってきます。

3歳児の知能と感情的な特徴

三歳児

3歳半くらいになると数字というものを数えられるようになっていきます。3歳児では、通常は4まで数えられるようになります。そして、ごっこ遊びなどもし始めます。

絵も丸や四角などの形が上手に表現できるようになったり、絵本をたくさん読んで記憶することもできるようになってくるでしょう。はさみを上手に使えるようになってくるのもこのころです。

そして、お話がとっても上手になります。言葉というのは3歳の時に一番多く覚えると言われています。時間という感覚もでてくるので、現在、過去、未来を分けて言葉を使うようにもなってきて、お父さんやお母さんの口癖なども真似するようになります。

それに、テレビの中の言葉もよく覚えて真似するし、友だちの言葉遣いなども覚えてきたりします。話し言葉が長くなったり、自分の感情を言葉にして表現することができるようになります。

簡単な質問に対して答えることもできるようになりますし、あいさつもできるようになります。

そして、言葉や行動で周りの人を笑わせるのが楽しくなってきて、大人が笑うとそれを何度も何度も繰り返したりもします。自分も大笑いしていたりします。

よく「悪魔の3歳児」なんて言われることがありますけど、第一反抗期が起こるのがこのころですね。お父さん、お母さんが頭を悩ませる時期とも言えます。

多くの子どもは2歳ごろから、かんしゃくをおこすようになったり、泣きわめくようにな ったり、なんでも「いや!」と言いたくなります。怒ってみたり、気に入らない時には物を投げたり、たたいたり、けったりすることもあります。

このころには、自我が芽生えているのです。そして、子どもとしても、自分のいろいろな感情に振り回されているので、自分のことも周りの人のことも気に障ってしまうようです。子どもにとってそれは、新たな感情的な変化を経験している難しい時でもあり、同時に大きく成長している時でもあるのです。

そして、いろいろな質問もするようになります。「どうして?」、「なんで?」という質問を繰り返すようになって、大人は答えるのに苦戦することもあるでしょう。いろいろなものに興味を持ち始めている証拠なので、大人としてはできるだけ、3歳児が理解できる程度でちゃんとした答えが言えるようになりたりですよね。

そして、2,3歳のころから、恥ずかしいとか誇りの気持ちなどを持つようになります。それに、人の気持ちを察することができるようになります。それで、お友だちの気持ちとか、親の気持ちを察することができるようになり、社会性を身に着けていくのです。

それで、2歳の時には他のお友だちと一緒にではなく、そばでそれぞれ遊んでいたのが、今度はお友だちと一緒に遊ぶようになってきます。そして、親や大人がうれしそうにしていると、それを見て、もっと喜ばそうとしたりもします。それで、聞き分けがよくなるのもこの時期です。

3歳児になると、悪いこと、良いこと、正しいこと、間違っていること、という概念について理解するようになります。それで、人の気持ちを察することができると同時に、何をしてもいいのか、どうするとダメなのかということなども教えてあげて、思いやりのある、そして責任を持てる大人へと成長する第一歩を踏み出せるようにサポートしてあげることができるでしょう。

3歳児への接し方

三歳児

3歳児というのは、いろいろなものに対して興味を持ち、さらに社会性も身に着けていくという時期で、たくさんの体験を通して成長していく大切な時と言えます。それで、その体験をしっかりと見守ってあげたいと思うことでしょう。

なかなか奇想天外な行動をすることもありますし、危ないこともしたがることがあるかもしれません。それで、その行動にイライラしたり、どうしても叱ってしまったりすることがあるかもしれませんが、感情的にならないようにすることが大事でしょう。

もちろん、危険なことや悪いことは悪いと一貫性を持って伝えていく必要はありますが、ついついスケジュールが乱れてきたり、思うようにしてくれないとイライラしてしまうことがあるかもしれませんが、子どものやりたいと思うことを先にやってしまったり、あるいは感情的に押さえつけようとすることはせず、できるだけ見守りながら、子どもたちが簡単なルールを覚えたり、我慢を覚えたりすることができるように、サポートしていきましょう。

子ども同士でケンカすることも多いですが、その時に保育士が仲裁に入ることがあります。その時に気を付けたいのは、子どもたちの言い分を全く聞かないで叱ったり、あるいは一方のいい分だけを聞いて判断してしまうことです。

子どもたちには子どもたちなりの理由があったり、ケンカをするに至ったいろいろな感情があると思います。話しを聞くことによって、子どもたちを安心させることもできますし、さらにはどうやって仲直りができるか、これからどうするといいのかということも一緒に考えることができるでしょう。

それに、子どもたちはケンカをしていく中で、全てが自分の思い通りにならないことや、相手にも相手の気持ちがあることなどを学んでいきます。それで、ケンカも一つの社会性を身に着けるチャンスということができると思います。

それで、危険が伴う場合にはもちろんすぐに仲裁に入りますが、そうでない場合には少し見守って、どのように対応していくかを見て、必要だと判断した場合に手を出すようにするとよいかもしれません。

他の人の気持ちを考えることができるようになる、ということで、2歳児から始まる反抗心とかわがままが落ち着いていきます。それで、お友だちをつくり、お友だちと一緒に過ごすということは、社会性を身に着けるためにはとても重要なのです。

特に、周りに自分しか子どもがいないという環境の子どもたち、例えば第一子だったり、祖父母にべったりと依存していたり、近所に一緒に遊ぶ友だちがいない、という子どもたちにとって、保育園や幼稚園という、周りに子どもたちがたくさんいて、その中で順番があったり、我慢したり、相手の気持ちを組む必要性を知ることは、人として成長するためのとても良い環境ということができるでしょう。

さらに、3歳児の子どもたちはたくさん質問します。その時に適当に答えることはやめましょう。ちょっと答えるのが難しい質問やめんどくさい質問などもあるかもしれませんが、この時に適当に答えてしまうなら子どもたちの好奇心を台無しにしてしまうことになるかもしれません。

困ってしまうような質問もありますけど、その時には「じゃあ、一緒に調べてみようか!」と言って、一緒に本を探したりして答えを見つける喜びを味わわせてあげることもできると思います。

さらに、「○○ちゃんはなんでだと思う?」と言って、子ども自身に考えさせることもできるでしょう。子どもは自分で考える力をここで養えるなら、大人になってからも役立つでしょう。

「どうして?」、「なんで?」、「これ何?」という質問ばかりをして、時には困ってしまうこともあるかもしれませんが、子どもの大切な、そして純粋な好奇心を思いっきり伸ばしてあげたいですよね。

さらに、3歳児はおしゃべりが上手になるのですが、同時に悪い言葉も覚えてしまいます。得にテレビで見ることや、大人たちの悪い口調などもすぐに覚えて、いつの間にか真似しています。

「そんな言葉どこで覚えたの!?」と思うようなことも、じつは大人たちの日常の中にある言葉づかいだったりします。

言葉だけでなく、行動もそうです。なんにでも興味があるので、大人がしていることをよく観察していて、ごっこ遊びなんかもよくしています。そうすると、大人が恥ずかしくなるようなことを真似していることもあります。

子どもたちを見ていると、周りの大人がどんな言動をしているのかがよくわかるものです。

それで、子どもたちの前で汚い言葉や、暴力的な表現、さらには真似されたら困るというような言葉遣いや行動をしないように注意しましょう。

子どもたちが汚い言葉や人を不快にさせるような言葉を使うことがありますが、その時には親切に周りの人がどう感じているか、みんなが気持ちよく過ごすためにはどんな言葉の方がいいのかということを伝えていきたいですね。

そして、良いこと、悪いことという区別をすることができるのも3歳くらいからになりますので、この時には公衆道徳について教えてあげる必要があります。

そして、お片付けの習慣もつけてあげたいですよね。基本、遊びに夢中になると片付けなどせずに、遊んだら遊びっぱなしになってしまいます。しかし、片付けの習慣をつけるのは後になるとなおさら難しいので、ここでしっかりと使ったものをちゃんともとに戻すことや、出したものは片付けるという習慣をつけてあげると、子どもたちにとって後で役立つでしょう。

そして、手先も器用になりますし、簡単なルールも覚えることができるようになりますので、食事の前やおトイレから出た時などにしっかりと手洗いをすること、外で遊んだ後には手洗いうがいをすること、寝る前には歯磨きをすることなど、1人でできるように、そしてそのような衛生に関する行動が習慣になるように教えてあげることもできるでしょう。

3歳児におすすめの遊び

三歳児

3歳児は、手先が上手に使えるようになりますのではさみなどを使った簡単な工作などもできます。それに折り紙なども半分に折るなどを器用にできるようになります。

それで、そのような手先を使った遊びもとてもおすすめです。指先を使う練習にもなりますし、知能の発達にもよいといわれています。お絵かきなどもいいですね。

さらに、とにかく体をよく動かすことが好きです。3歳児はいっぱい走ります。そして、簡単なルールもわかるようになっていますので、鬼ごっこなどで遊ぶこともできるでしょう。

そしてジャンプしたり、リズムに合わせて体を動かすような遊びもとても楽しいといえます。音楽に合わせて走ったりするだけでも、子どもたちはとっても楽しそうに盛り上がります。コロコロ転がったり、ジャンプを取り入れて、思いっきり体を使って遊ぶことができるでしょう。

さらに、ジャングルジムだったり、一本橋だったりと体全体を使って一生懸命に登ったり、下りたりすることにも夢中になります。

そして、ごっこ遊びが大好きです。秘密基地とかお家を作ったりしながらみんなで配役を決めて、ごっこ遊びをするのに夢中になります。その時の子どもたちのなりきり具合は本当に面白いです。

他にも、積み木や砂遊び、年度、ビーズなども大好きです。中には他の子たちと一緒の輪に入らない子もいます。保育士が中に入って、みんなで一緒に遊ぶ楽しさや、友だちとの関わり方を伝えていけるといいですよね。

3歳児のクラスでやるイベント

3歳児のクラスを持つ担任となると、どんなことを発表会や運動会でやるかということを考えることになると思います。

例えば、子どもたちが普段楽しんで遊んでいる中のものを使って、そこに簡単な課題を取り入れることができます。例えば、発表会では音楽に合わせてポンポンを振るとか、運動会では橋を飛び降りる動作などです。

3歳児の子どもにとって難しいと思えるような課題はとても負担になってしまいますが、日常の中で楽しくやっていること、あるいは「かっこいい!」と思えって取り組みたいと思える程度のほんの少しの課題を発表会で披露できると、それを見てもらえて自信になったりします。

それで、単純で難しい動きではなく、さらに子どもたちにとって憧れるようなことをイベントで取り入れるとよいでしょう。

さらに、製作物をつくる時にははさみを使ったものにすることもできます。もちろん、複雑な形を切り抜けと言われても、できなくて負担になりますので、自由にチョキチョキと切った紙を台紙に張り付けてつくれるものなどもおすすめでしょう。

単純でいいのですが、3歳児ができるようになったことをみんなに見てもらうことで、本人たちも自信がつけられるようになるといいですよね。

3歳児は赤ちゃん期から幼児になり、一生懸命にとにかく動く時期です。そして、社会性を身に着け始める時期です。大人からすると困ったと思える部分も多いのですが、日々成長していく途中なので、大きな心で成長を見守っていきましょう。

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